作家もの

花祭りに添えて「仏花」のご提案などなど

「花祭り」。

かわいらしい響きです。
4月8日はお釈迦様のお誕生日、「花祭り」の日。
宗派に関係なく8日前後に全国各地でお祝いが開かれています。
ここち すたいる があります上越高田・直江津地区でも同じく。
むしろ寺院数が全国的にみても多い部類で、稚児行列などで、より身近な存在かもしれません。
4,000本の桜を誇る観桜会が開かれる高田公園でも、
お釈迦様に甘茶をおかけする小さな特設ステージがさりげなく設置され
なんとなく楽しいからお祝いしようか~な、身近っぷりです。

春のお彼岸は過ぎてしまいましたが、我が家の仏様にも綺麗なお花をお上げしたいなぁ。
でも仏壇が湿気ちゃう気がするし、花瓶をニャンコやチビがひっくり返したら嫌だなぁ。

そんなときに、こちらはいかがでしょうか?
フラワーアーティスト「プチ・フルール」さんによる、フューネラルフラワー(仏花)のご提案です。

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フューネラルフラワーというとあまり馴染みがありませんが、つまりは
“プリザーブドフラワー”と“ドライフラワー”を中心に“アートフラワー”等でまとめた仏花のこと。
器も、より上等の物を使用し、仏様にお上げするお花として格調高く仕上げています。
また、生花と違いお手入れもほぼいりませんので(たまに葉の表面などを埃取りをして頂く程度)
忙しくしていて、気づいたらお花が枯れてしまっていた…なんてこともありません。

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こちら ↑ は対になっていますが、おひとつから飾って頂いても素敵ですね。
房は現在カバーで覆っていますが、お供えの際外して頂けますと、より美しくご覧になれます。

仏花というと菊などを連想しがちですが、バラやカラーなども使って華やかに仕上げています。

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基本オーダーで承っておりますので、ご自宅の雰囲気に合わせて花の内容も変えられます。

最近では、お仏壇も小さ目にデザイン性の高いものが多くなっていると聞きました。
お供えするお花も、それに合わせてよりモダンに洗練されても良いのでは?と
オーナーとプチ・フルールさんが話し合い、こうして当店で取り扱いが始まったのです。

蓮などの象徴的なアイテムは無理に入れなくても、
故人のお好きだった花を中心にまとめても素敵ですね。
お部屋のインテリアに馴染みつつ、故人やご先祖様を敬えたらなんて素晴らしいでしょう。

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こちらはアートのみの組み合わせ。
アートのみですが、グレードの高いものを使用しておりますので、
遠目では分からないぐらい精巧です。

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ちょっとしたパール調の飾りが入って、とても可愛らしいですね。
いかにもな仏花ではない、作品としても美しい「フューネラルフラワー」を目指しておりますので
あえて仏壇前ではなくても、玄関先や飾り棚などに置いても素敵だと思います。

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ちなみに、こちらのフューネラルフラワーは、ワックスベースと呼ばれるものを使用しておりまして
底のスイッチをいれると、上の画像のように光ります。
こんな楽しいものもあるんですね!

お花や器の種類・素材、サイズ、ご予算などお気軽にご相談ください。
インスタの画像や、本や雑誌の切り抜き等お持ちいただけますと、より具体的で伝わりやすいです。
お気軽にご相談ですので、大体それだと幾らぐらいから~なザックリとした話になると思います。
その後、お客様から制作オーダーをいただき、オーナーが間に入る形で
プチフルールさんと打合せ、最終確認後、制作になります。

普段なかなか実家に帰れないけれど、お仏壇に御供えはしていたい。
今度の法事が良い機会なので、そこに大きめの花を飾って、そのまま楽ちんさせてほしい。
そんなオーダーを過去に頂き、制作しております。
仏花の新しい形「フューネラルフラワー」で、故人やご先祖様と
もっと気軽に向き合えたら素敵ですね。ご興味持たれましたら、ぜひ店員までお声掛けください。

 

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さて、ご一緒に、弔事アイテムのご紹介も。

以前、慶事用の金封入れをご紹介いたしましたね。
「おめでたい!祝儀袋と金封入れ」

こちらも、一家に1つは持っておきたい不祝儀入れです。
古布作家さんによるものと、中川政七商店による挟み袱紗になります。

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挟み袱紗はその名の通り、スポッと袱紗に挟むだけです。
磁石が中に仕込んでありますので、逆さまにしても落ちません。安心安全です。
また、そのためとてもスリムな金封入れになっております。カバンの中身を圧迫しません。
表面の麻の風合いが素敵ですね。
ちなみに紫色ですと、慶事も弔事もどちらもいけるそうです。
男性の方におすすめですよ。

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ここちでは、祝儀入れ以外に「不祝儀入れ」も取扱いしております。
“御霊前”と“御佛前”の2種類ございます。お住まいの地域などにあわせてお選びください。

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銀砂子入りの和紙に、グレーの文字がプリントされています。
ほんのりグレーに染められた蓮の貼り絵が飾られた、優しい雰囲気の不祝儀袋です。
お悔みの気持ちを、その優しさにのせて伝えます。
蓮の花は1つづつ職人による手作りです。

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また、香典のお返しなどに、中川政七商店のふきんはいかがでしょうか。
布巾が1~4枚程入る、弔事用の化粧箱もご用意しております。
感謝の気持ちを、こだわりのアイテムときれいな箱に込めて伝えましょう。

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個数関係なくご注文承ります。お気軽にお問い合わせください。
包装・熨斗紙もサービスでご用意いたします。
皆様のお心遣いのお手伝いを致します。


街のあちらこちらで桜が咲き始め、曇り空でもなんだかホンワリとした今日の花祭り。
明日あたり甘茶をかけにいきましょうか。
いっしょにお家のお仏壇に、御供えの春のお菓子も探しましょうか。

宗教や宗派に関係なく、故人を慈しむ心は皆同じ。
花祭りを良い機会に、忙しい毎日で見失いがちな
「思い出と笑顔で過ごす優しい時間」を、ご用意できれば。そのお手伝いが出来ればと思います。
商品のご相談だけでなく、ただ話がしたい。聞いてほしい。
アットホームな当店ですから。お茶を飲みながらでも、いかがでしょうか。

皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

あけびかご入荷しました&そして早い者勝ち

明日タイヤ替えよう!と意気込んでいたら、上越地方、降りましたね…雪。
でもきっと名残雪というやつなのでしょう。
季節は春。寒くても春です。誰が何と言おうと春なんです!
関東では桜が咲いたと聞きました。上越の春も、もうすぐでしょうか。

そんな春からの季節にピッタリの、あけびかごが入荷しました。
地元作家さんの確かな技術による、しっかりとしたかごですよ。

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ただ、皆様ここちのあけびかごを楽しみにしておられる様で、
探しに来られる方が最近徐々に増えつつあります。春ですものねぇ。

このかご、実は当店オンラインショップにアップしようと先に写真だけ撮っておいたのですが
その日のうちに早速1つ売れてしまいました。お客様グッドタイミングというやつです。
せっかくなので、その売れたかごをこの場を借りてご紹介です。
オーダーも承っておりますので、こちらのかごがお気に召しましたら是非ご相談ください。
メールでの対応も可能ですよ。
残りのかご2つは、近日中にオンラインショップにアップいたしますので、
もうしばらくお待ちくださいませ。

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飛ばし編みという技法で編まれた、標準的なサイズのあけびかごです。
綾織のような表情がリズミカルで、楽しいかごですね。

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こちらは編み芯を半分に割いたものを使用しており、その分軽く持ちやすくなっています。
1本1本キレイに割かれておりますので、ささくれ的なものはありません。
作家さんの丁寧な仕事が良くわかります。

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持ち手は可動式になっておりますので
ものを出し入れする際大きく開くことが出来、楽ちんです。

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底も、もちろんしっかりと編みこまれております。
池田さんの作るあけびかごは、つるのサイズもほぼ均等で隅々まで美しいのが特徴です。
置いた時にガタガタいうことはまずありません。

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試しにオーナーに持ってもらいました。
かわいい!売れちゃいましたけど。
そのままポイポイ荷物を入れられるのが、かごの魅力ですよね。
中に大き目の巾着を入れてそれをチラ見させる~なんてのもステキです。
レースを上にかけたりもロマンティック!
冬場もフェイクファーなどで持ち手をモコモコさせれば、年中いけちゃいます。
もちろん、和装にもぴったりです。


上にも書きました通り、こちらの商品はもう当店にはございませんが、オーダー可能なものです。
もう少し大きめに~や、角をもう少し出してほしい~、持ち手は固定式で~、など
細かい部分のご要望にもお答えできます。
制作期間は、だいたいオーダー頂いてから1か月ほど。
事前にオーナーを介して作家さんと打ち合わせてからになりますので、
実際は1か月プラス数日頂くかたちになります。

お店で出会いを楽しむのもいいですし、自分のイメージ通りを注文するのもいいですね。
日常にあけびのある、ナチュラルな暮らしのお手伝いをおたします。
今回作家さんからお預かりしましたかご、残り2つは店頭でもご覧いただけますよ。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

ハローベイビーな雑貨たち

先日、立ち寄ったスーパーの駐車場で見かけた光景。
車内で若いお父さんが、まだ2~3か月(ぐらいかな)の小さな赤ちゃんをあやしていました。
幸せそうな満開の笑顔に、こちらもほっこり幸せをおすそ分けして頂いた気分で、
その日一日なんだか自分も笑顔が多かった気がします。

そんな赤ちゃん小話にプラスして…
今回なんともかわいらしいベイビーアイテムが新入荷しております。
ここちでお勧めのベイビーアイテムと共にご紹介です。
実用的便利アイテムから、顔がほころぶオモチャまで、
赤ちゃんもお母さんも気に入ってくれそうな物が揃いましたよ。ぜひご覧ください。

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中川政七商店「ベビー木のおもちゃ」、“しかく”と“まる”です。

国内工場でひとつひとつ丁寧に作りました。
飽きのこないシンプルな形状で、振るとカタカタと温かみのある音が鳴ります。
すべすべとした木の肌合いとほのかな木の香りが楽しめる無塗装で仕上げました。

ベビー木のおもちゃ同封紙より

ということで、ナチュラルさが赤ちゃんに優しいおもちゃです。
無塗装なので、歯固めとしても楽しめますね。

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素材は“しかく”“まる”共にカエデとブナ。それぞれの木の良い所を活かした作りになっています。
このたび、オモチャに手編みの収納袋もプラスした、ギフトセットをご用意しました。
お値段はそのままです。コットンリネンの糸を使用し、かぎ針編みで仕上げています。

出産のご準備やお祝いにいかがですか?
組み合わせてのギフトラッピングも無料で承っております。
ご予算お伝え頂ければ、ギフトのご提案も致します。お気軽にお声掛けください。

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中川らしいベビーアイテム「鹿の子編みのベビーくつした」。
後ろに付いたポンポンに、ハート鷲掴み間違いなし!
大体、新生児から1歳が対象年齢です。

吸水・発散性に優れたオーガニックコットンを使用し、鹿の子編みで仕立てたベビーくつした。
鹿の子編みは凸凹の編地が特徴で、肌への接地面積が少ないため通気性に富み、
一年を通して快適な履き心地です。
足底には鹿の子模様をイメージした滑り止めをつけました。

中川政七商店公式サイトより
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1803-0123-000&vid=&bid=masashichi&cat=c22&swrd=

これから更にお散歩が楽しい季節。お外へお出かけの際などおすすめですよ。

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こちらは今回オーナー&平店員(け)一押しの「ずっと使えるシリーズ」より
「ベビースプーン」と「ベビーマッシャー」ですよ。
どちらも持ち歩けるよう携帯用の麻製袋が付いています。

スプーンは小さな匙と大きな匙がリバーシブルになっており、離乳食から大人のおやつ時まで
それこそずっと永ーくお使いいただけます。
赤ちゃん用の小さい匙側には小鹿のマークが目印に入っていますよ。
使用素材のカエデは固くて丈夫ですので耐久性も抜群。
いつまでも使い続けたい、素敵なスプーンです。

続けてマッシャーのご紹介。

離乳食期から、その後の日常使いとしても使える小ぶりなマッシャーです。
先端を使って食材を切り、面でつぶせるため、
離乳食期の様々な食事にあわせてお使いいただけます。

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堅くて丈夫なメープル素材でお作りしており、
清潔に持ち歩ける携帯用の袋をお付けしています。

中川政七商店公式サイトより
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1803-0127-000&vid=&bid=masashichi&cat=c22&swrd=

というわけで、店員(け)はこの商品入荷時に「超便利…」と思わず呟いてしまいました。
スプーンの背やお玉の底で一生懸命つぶしていた日々を思い出し、もう遠い目ですよ。
潰す面が丸いんで逃げるんですよね。人参とかは特に…カットもできちゃうなんて、まさに万能。
これは、「自分でも欲しい&もらったら感動」の部類に入ると思います。
ものすごくおすすめですよ!

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続きまして、これからの季節におすすめなのが
「蚊帳生地で作ったベビーまくら」・「しましま二重ガーゼはんかち」です。

赤ちゃんはとっても汗っかき。夏場は汗疹が心配ですね。

やわらかい赤ちゃんの頭をそっと支える小さな枕を作りました。
裏には腕通しがつき、授乳の際にも安定して赤ちゃんの頭を支えることができます。

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通気性のいい奈良の蚊帳生地を2枚、ガーゼ生地を1枚あわせた
3枚重ねの生地を使用したやさしい肌あたりが特長です。

中川政七商店公式サイトより
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1803-0116-000&vid=&bid=masashichi&cat=c22&swrd=

とのことで、体温+体温になります授乳時に大活躍。
画像よりも更に、がっ!と腕を通せますので、それぞれのやりやすい腕の位置で
赤ちゃんの頭を支えることが出来ます。
手ぬぐいやガーゼハンカチなどでも汗取りはできますが、やはり綿入りの枕の方が
直接腕への負担も減り、腕がしびれる等の疲れにも優しいと思います。

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ちなみに裏はこんな感じですよ。

なお、しましま二重ガーゼはんかちは、実体験からくる“おススメ品”です。
大判なので何かと便利。
口周りを拭いてやり、汚れたら畳みなおして、常に乾いた綺麗な面が表にくるようにできますし
三角にして端を結べば簡易スタイに早変わり。
縦に半分に折って背中に入れれば汗取りになります。
芝生に座らなければだけどチクチクして嫌がる~なんて時は敷物にできますし
大きめに畳めば枕にもなります。まさに変幻自在。

更に、ミニタオルよりかさばらず、ミニタオルばりに吸い取りが良いです。
洗えば洗うほど柔らかくなるのも、おすすめポイントですよ。
良いことづくめで、とりあえずこれカバンに入れておけば大丈夫!というぐらい信頼しています。
唯一の欠点は大判なので、洗濯して干すときにたまに困るところでしょうか…。
アイロンがけが面倒でなければ、皺が寄っている状態で干してもガーゼなので乾くんですけどね。

とにかく、1枚あって損はないです。お勧めですよ~。

 

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スタイといえば、当店ではオリジナルスタイもご用意しております。
お店で一点一点オーナーが手作りしているものです。
サイズは小と大の2種類。
表面は手ぬぐい、裏面は白地の晒。真ん中にタオル生地を挟んでいますので吸水性抜群です。
柄の種類は、画像のここちオリジナル柄以外にも、いろいろとご用意しております。

対よだれや食事時以外にも、肌寒いときは襟周りの防寒具代わりにもなりますし
オシャレのワンポイントにもなりますね。
夏場肌着だけで過ごすときなどは、カバーオール代わりに身に着けるのもありだと思います。
また、まだ首回りにゴミがたまるのよ~なんて頃には、汗疹対策にもなりますよ。

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実はこのスタイ、制作秘話がございまして…。
我が家の営業部長がもっと小さかった頃、それはそれはよだれがすごい子だったのです。
(今でも集中モードのときは、たらーり垂れる時があるという恐怖っぷり)
襟周りは濡れて冷えるし、普通のスタイじゃすぐ、べちょべちょ。
困った店員(け)がオーナーに相談し、何度か改良を重ね生まれたのがこのスタイ。
丸い見た目も可愛く、機能もばっちり。
安いスタイのように丸まったりヘロヘロになんてなりませんし、シンプルなので
性別問わず身に着けられます。
評判が評判を呼びついに商品化に至りました。

いまでは、特に出産祝いによくでる、ここちのヒット商品に。
営業部長のよだれが、売り場を潤したんですね。
と、こちらも実体験に基づいた商品でございます。ぜひお試しあれ。

********************↓ 3月21日追記 ↓********************

ちなみに、製作風景はこちら↑。
オーナー頑張って手作りしております!


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この他にも、チューチューされても大丈夫なニギニギや編みぐるみなど
いろいろ売り場に揃えております。
ハローベイビーな可愛らしい雑貨たち。
お誕生のお祝いに、便利な日常アイテム追加に、いかがでしょうか?
ぜひお店でお手に取ってご覧になってください。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

おめでたい!祝儀袋と金封入れ

2月も残すところあと2日。いよいよ春な雰囲気です。
春は門出が多く、お祝いシーズンでもありますね。
卒業・入園&入学・就職・引っ越し・結婚・開業etc…
花開く季節にぴったりです。

そんな時の為に、用意しておきたいのが祝儀袋。
お祝いの気持ちを伝える大事な小物です。
ここち すたいる では、その後もずっと使える手拭いの祝儀袋をご用意しております。
端は縫ってありますので、そのままハンカチとしてお使いいただけますよ。

新柄廃番含めて、実はここち史上今が一番祝儀袋の種類が多いと思います。
選ぶ楽しみがいつもよりたくさん!
そんな祝儀袋を結びきり・あわじ結び・花結び、金封入れもご紹介いたします。
今後の為にも買い置きなんていかがでしょうか?

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かまわぬ:祝儀袋、左から 鉄線  亀甲鶴  おしどり

一度結ぶとほどけない結びきり。婚礼やお見舞い、快気祝などにご使用いただけます。
(お見舞いや快気祝の場合は熨斗を取ってください)

「亀甲鶴」「おしどり」はいわずもがなな縁起の良い柄ですね。
めでたい朱色の亀甲鶴は受付で目立つこと間違いなしです。
桑の実色のような大人カラーなおしどりも、末永く添い遂げられそうな落ち着きが感じられます。
「鉄線」も夏柄ですが、縁起が良い柄ですね。一度絡まると強い力で離れません。
初夏から夏にかけてのご婚礼にぴったりです。色も爽やかで普段使いもしやすいですよ。

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あられ  富士づくし  小梅

こちらはモダンな色柄を集めてみました。
いかにもな和柄!ではないので、洋風な式場にも似合います。

青味のピンクが可愛い「あられ」。可愛いお嫁さんにぴったりのお祝いですね。
「富士づくし」は男性も照れなく受付で出せそうです。めでたい三角がたっぷりです。
隙間なくぎっしりな「小梅」も、キュートなカラーで日常でも楽しみやすいです。

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ばら唐草  ばら  ばら七宝

みんな大好き花の王様、薔薇柄です。
まるで不思議の国のアリスに出てきそうな可愛らしい「ばら唐草」。
スモーキーなピンクが可愛いだけじゃない大人女子っぷりを上げています。
世代を問わず手拭いでも大人気の「ばら」も、もちろん祝儀袋でありますよ!
カッコいい系の方にぜひ送りたい、クールな祝儀袋です。
縁起柄の七宝をバラの花に見立てた「ばら七宝」もおすすめです。
微妙に青味の赤なので、日常でも使いやすいと思います。何より、可愛い!

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大菊

ちなみに、中身はこんな感じですよ。
お金を入れた封筒を織り皺に沿って手拭いで包み直して頂ければばっちりです。
結びきりとあわじ結びには、“寿”以外に“御祝”の札もついていますので、
用途によって使い分けて頂くことが出来ます。
花結びは“御祝”と白札のみが付属します。

端を引けば引くほど強く結ばれるあわじ結びは、祝儀袋ではよく見る結び方ですよね。
粋な「大菊」も、こうしてみると何だかモダン。かっこよく受付で出しちゃってください。

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白梅小紋  扇小紋  柑橘がさね

こちらは花結び。出産祝いや入学祝など、何度あってもおめでたいことにどうぞ。

デフォルメした梅がなんだか北欧チックにも見えてくる「白梅小紋」。
和洋がいい雰囲気でミックスされ、大人かわいいエッセンス大です。
末広がりで縁起の良い「扇小紋」はモチーフが小さ目なので、さりげない和柄づかいで
かしこまらず、肩ひじ張らずに渡せそうですよ。
「柑橘がさね」は更にモダン度アップの面白柄ですね。
縁起の良い青海波を柑橘系の輪切りに見立て、爽やかな末広がりの完成です。
男女問わずお楽しみいただけそうです。

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うさぎちらし  福猫づくし

動物柄で可愛く渡しちゃうのも喜ばれそうです。
濃いピンクにうさぎが跳ねまわるとってもカワイイ「うさぎちらし」は
女の子さんのご出産やご入学のお祝いにぜひ渡して頂きたい柄です。
お隣は、上から見ても下から見ても猫ネコな「福猫づくし」。
まんまるお目めの表情に、思わず顔がほころんでしまいますね。
上は大入り下は魔よけの鈴で、まさに福を呼び込むスーパー猫です。

 

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祝儀袋だけではなく、金封入れも充実していますよ!
こちらは地元の作家さんによる、着物地を利用した金封入れです。
豪華なTHEお祝いの帯地から、落ち着いたお色をこった織り地で楽しむ大人なものまで
場に似合う、恥ずかしくないしっかりとした金封入れです。
一つは持っておきたい大人の礼儀アイテムですよね。この機会にいかがでしょうか。
今後必要なものとして、ご成人への贈り物にもおすすめです。

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粋更:金封入れ  中川政七商店:はさみ袱紗

麻の表情が美しいシンプルなものもご用意しております。
粋更の金封入れは、朱色の生地に絹の羽二重を使用し品格アップです。

ちなみに紫のものは、慶事・弔事どちらもご使用いただけ便利ですよ。

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祝儀袋を入れるときはこんな感じで。
はさみ袱紗はファイルのように口を大きく開いて入れられますので
サッと出し入れしやすく、受付でもたつくなんてことはありません。
また、口がマグネットで固定されますので、中身が落ちる心配もありません。
かさばらないので、カバンもスッキリ。これ、ものすごくおすすめです!


お祝い事は何度あっても嬉しいもの。
贈る相手の顔を思い浮かべて選ぶ時間は、とっておきです。
一時の物だからこそ、その後も使ってもらえて気持ちも残るものを渡せたら素敵ですよね。
手拭い祝儀袋で、残る思い出を相手と共有したいものです。

畳のお部屋で、のんびりじっくりお選びいただけますよ。
お選びの際、疑問点などございましたら、スタッフまでご相談ください。
お祝いのお手伝いをさせて頂ければと思います。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

モダンジャパンな懐紙&着物地な懐紙入れ

絵本を借りに、よく上越市の図書館を利用します。
先日、子供向けですが、本格的な和菓子の絵が載った素敵な本をみつけました。
季節の和菓子から、和菓子の材料、器との関係、香り、意匠などなど
大人も興味深く楽しむことが出来ました。

こうして書籍やお菓子屋さんの店頭で、上生菓子の絵や写真を眺めていると
毎回「お茶、習いたいなぁ…」としんみり思ってしまいます。
季節の風景を切り取った美しいお菓子、美しい所作、着物、研ぎ澄まされた空間、空気…
いつかは、いつかはと考えているうちに、こうしてズルズル時間ばかり経っているのですが。

お店で商品整理などをしているときに、そんな思いが再燃するときがあります。
懐紙を扱う時です。中川の懐紙は和菓子ばりに可愛いものばかり。
正式なお茶会には使えませんが、気の置けないお茶会やお家での来客用など
話題に花が咲きそうな目を引く懐紙がたくさんです。

そんな懐紙、春の新柄入荷しましたよ。数点ですが、いかがですか?

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遊中川:季節の懐紙 桃の節句  日本市:懐紙 桜だんご

まさに今な桃の節句懐紙。
メモ書きや一筆箋、ちょっとしたおすそ分けの包み紙にも使えますので、
“今だけ”の贅沢としていかがでしょう?春の和菓子、お皿代わりにこれを敷けば、なんて雅!
日常のおやつの時間が少しリッチな気分になります。

日本市のパッケージは可愛く分かり易くて、外国の方へのお土産にぴったりだなぁ。
と常日頃思っております。桜だんごなんてもう、ドンピシャでしょう。
ジャパニーズペーパーナプキンとしていかがですか。

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遊中川:懐紙春の小紋 左から  わらび唐草  さくら格子  たんぽぽ七宝

こちらは布巾でもありました春の小紋シリーズです。
少し懐紙について調べていたら、揚げ物の下に油取りとして敷くのも良いとありました。
そうか!目からうろこです!柄もばちっとではなく柔らかく印刷されていますので
揚げ物が美味しく引き立ちそうですね。今度試してみます!

 

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と、懐紙の可愛さ・便利さを今まで何度か語ってまいりましたが、
保管・持ち歩きについてはまだご紹介してませんでした。
台所でも、いちいちビニールの袋から出して入れてが面倒なんですよね。
こんな時には、懐紙入れ。
当店では、作家さんにお願いして着物地などから作ってもらっています。
THEジャパン!な華やかなものから、シックな折り目の美しさを楽しめるものまで、
様々な色柄をご用意しておりますよ。カバンや懐からそっと取り出せば、なんて上品。
こちらは正式なお茶会にも使えます。

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ちなみに、夏生地での懐紙入れもご用意しておりますよ!
涼しげなカラーリングが美しいですね。
真ん中は藤の花なのですが、一応夏物生地です。夏のお茶会にぜひ。


意外と売ってそうで見かけない懐紙&懐紙入れ。
当店では、気張らずお気軽にご覧いただけます。
懐紙はプチプラですし、集めたくなっちゃいますね。見ているだけで、あぁ可愛い。

懐紙・懐紙入れ共に、掲載商品以外にも多数ご用意しております。
選ぶ楽しみが沢山です。
これから春のお茶席が開催される機会も増えてくることでしょう。
早目の準備で、ワクワク感をどんどん膨らませちゃいましょう!
お店で皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

がま口、オーダー&思い入れ手拭いもOK&意外と大丈夫の話

今回は、昨日、営業部長の失敗から、そういえば~な話なのですが。

ここち すたいる では、がま口のオーダーを承っております。
形は、がま口ポーチ角・丸、親子がま口マチなし・マチあり、豆がま口などなど
仕切りが付いたスマートなものや、スマフォケースなんてものも最近では人気です。
当店で手拭いをご購入いただき、別途作業代を頂き、大体3週間前後お待ち頂くかたちになります。

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いままでに沢山のがま口をオーダーいただきました。
普段売り場で見慣れた手拭いも、立体になると思わぬ魅力が再発見され
スタッフも出来上がりがとても楽しみだったりします。

表面は、小紋柄ならそのままベーシックに。
絵羽柄なら使用する部分の違いで、それぞれ面白い構図が浮かび上がります。
また、手拭いを2種類以上組合せることも可能ですよ。
(裏表で違う柄・左右でパッチワーク風に等々)
中生地は、当店でお願いしているがま口作家さんのハギレコレクションの中から
表の手拭い生地とのバランスをみて、お任せで選んでいただいています。
(もちろんお色など、お客様のご希望をお伺いします)

ご自身でのご利用のほか、オンリーワンのプレゼントとして選ばれる方も多い
ここちの隠れた人気商品です。
店内に見本のがま口も多数ございますので、気になる方はぜひお声掛けください。

 

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と、ここまで店内購入の手拭いを使用したオーダーについてご案内いたしましたが、
実は「我が家に眠る思い入れのある手拭い」を持ち込んでいただくオーダーも可能なのです。
たとえば上画像のがま口2種。
温泉旅館からもらった昔の手拭いで作ってほしいとのことで、作家さんに制作して頂きました。
とってもレトロな、味のあるがま口が出来上がりましたよ。
現代風の手拭いとはまた違った魅力がありますね!

「おばあちゃんのタンスを整理してたら、古い面白い手拭いが出てきたのよー」ですとか
「昔銀行からもらった手拭い、使わないけど捨てられなくていまだに沢山あるの」など
思い出の手拭いで、手拭等に使うのはちょっと…な時はがま口にしてみてはいかがですか?
日常を小さくあたたかな思い出と共に暮らす。優しい気持ちになれそうですね。
ぜひお勧めです。
ご相談だけでも承りますので、こちらもお気軽にお声掛けください。

 

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さて、上画像は我らが営業部長のおままごとアイテムです。
使用している親子がま口は、平店員の思い出の手拭いを使用したもの。
(結婚式の松の葉で配ったオリジナルの手拭いだったりします)
こうして親の思い出で子供が遊んでくれるのは嬉しいものです。

で、今回営業部長が、そんな思い出のがま口が開いた状態で
盛大にコップに入ったピ○クルをこぼしてくれまして
仕方がないので、子供銀行貨幣ごと丸洗いしました。(叩きましたがゴシゴシはしていないです)
ワイプの上で広がったいるのはそういうことです。
がま口の方はその後、洗濯機で脱水5分かけました。
甘い液体によるベタベタもなく、無事に元通りになって良かったです。

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ただ普段売り場では、がま口を洗うことはお客様にお勧めしていません。
がま口の金具と布部分を固定する際、水溶性のボンドを使用するので
ザブザブ洗うと、外れてしまう可能性があるからです。
ですので、手垢などに対しての通常のお手入れでは、固く絞った布巾で叩き拭きしていただき
汚れを落とす方法をお願いしております。

が、今回ざっと洗う程度であればいけましたね。
がま口の中にピルク○の池が出来ている状態でしたが、何とかなりました。
もしこのようにドバっと液体が!な時はとっさに水で流すことも有益だと確認できましたので
お手入れに不安を感じて考え中…な方に朗報だと思われます。
ただ汚れの種類にもよるのでしょう。
たぶん醤油とかトマトソース系はアウトだと思われます。
(その場合はドクターベックマン:ステインペンのご使用をお勧めいたしますよ)

とりあえずこの記事最後の話題は、「がま口洗濯大丈夫です!」ではなく、
「がま口、意外と丈夫です!(ただし保証はできません)」
をお伝えしたかったということで。
よろしくお願いいたします。


丸みを帯びた可愛らしい形。
パチンッと簡単に開け閉めでき、入れ口も広く出し入れしやすい持ちやすい。
細かいものの持ち歩きに便利。と、とっても優秀ながま口。
そんながま口を、色柄豊富な手拭いでオンリーワンで作れるとなると心がときめきますね。

がま口が気になる方、手拭いを何かに活かしたい方、おすすめですよ。
選ぶ楽しみで、時間を忘れちゃうぐらいです。
お店でいつでもご相談承ります!
スタッフ一同、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

なによりうれしい雛祭り

鬼は逃げましたでしょうか。
今日は立春。暦の上では春、開始でございます。

バレンタインも控えておりますが、何よりも日本人に身近なのは、やはりお雛様。
3月3日は女の子には特別な日ですよね。
盛大に祝うことはないにしても、お雛様が飾ってあるだけでお祝いムード満点です。
ちょっとした空間に、小さなお雛様を飾ってみてはいかがですか?
空気が一気に春色になること間違いなしですよ。

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中川政七商店:張子飾り  雛 (敷物サイズ:12×22cm 人形高さ:約8cm)

柔和な表情が優しい、 張子のお雛様 です。
お内裏様とお雛様、それぞれが手のひらサイズの大きさです。
両手で一対持てるイメージですね。
(分かりにくい表現ですみません)
コロンとしたフォルムが愛おしい、華やかな雛人形です。
模様染めが可愛らしい麻生地を毛氈(もうせん)端にあしらった敷物つきです。

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中川政七商店:ガラスの立ち雛 (敷物サイズ:16×11cm 人形高さ:7.5cm)

春の日差しを通して、美しい色彩が浮かび上がるお雛様。
とても情緒的なこちらは、山田裕子氏による ガラスの立ち雛 です。
フランス語で“ガラスの練り粉”を意味する「パートドヴェール」という技法で作られています。
糊で練ったガラス粉を型に詰め、炉に入れガラスを溶かす技法です。
ガラスには気泡が躍り、金箔がその淡く詩的な存在を引き締めます。

繊細な四季がうつろう日本の風土の息づきが感じられるような作品を作り続けたい。
そんな山田さんの思いが、この美しい雛を生み出しました。
あなたのおうちの窓辺を彩る、優しい工芸品です。

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かまわぬ:雛人形 福雛 (台座サイズ:10×6cm 台込人形高さ:6cm)

こちらは、ここちで扱う雛人形中最小の 福雛 です。
プチプラですが、台座も込みでしっかりお飾りしています。
石膏のしっかりとした形に、微笑ましい表情に和むこと間違いなしです。
手のひらサイズなので、デスクにもおすすめ!普段の作業も、春色に染まります。

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中川政七商店:ミニ雛飾り (台座サイズ:16.3×10.3cm 台・屏風込人形高さ:13cm)

桐製の雛段と立派な屏風が本格的な、雅な表情が美しい石膏の ミニ雛壇飾り です。
霧箱の手描きの菱模様が、品よくお内裏様とお雛様を引き立てます。
片付ける際は、霧箱の中へ全てしまえるので、とっても便利!
現代の住宅事情も考慮してくれる、優しいお雛様です。

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中川政七商店:こけし飾り 雛人形 (台座サイズ:14×10cm 台込人形高さ:12cm)

春らしい色合いの、こけしのお雛様です。
特徴的な丸みは「卯三郎こけし」によるもの。
かまわぬの干支豆こけしもこちらの品ですよ。やっぱり丸みが可愛いですよね。
二人でニコニコ仲睦まじく笑うその表情は、子供たちの成長をあたたかく見守っています。

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かまわぬ:マトリョー雛 (2段にした場合の台座サイズ16.5×21cm 台込人形高さ:20cm)

ガラッと変わってモダンな遊び心が楽しい マトリョー雛 のご紹介です。
読んで字のごとく、お雛様たちが陶器製のマトリョーシカになっています。
和にも洋にも合うデザイン・素材で、どんなお部屋にもピッタリです。
収納兼用の箱を段にして飾るもよし、横1列背の順に並べてより今風に楽しむもよし
いかようにも楽しめちゃうのが良いですね!

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マトリョーシカだけに入れ子になっていますので、片付ける際も簡単省スペース。
また、陶器ですので食器や小物入れとしても楽しめます。
金平糖や、雛あられ、水を張って桃の花びらを浮かべるなんてこともできちゃいます。
アイディア次第で雛人形のお飾り以上に楽しめちゃうのも、マトリョー雛の良い所ですね。


小さいころ、母や祖母が出してくれた雛人形。
大人になってなかなか出せずに季節が過ぎていくこともしばしばだったりします。

ここちで扱っている雛人形は、皆小さ目で飾り易いものをチョイス。
ちょっと思いついて、サッと飾れる物ばかりです。
玄関の下駄箱の上、台所のカウンター、パソコンデスクのモニター下、
壁に簡単に取り付けられる飾り棚など、ちょっと目につく所に置くだけで
季節と共に暮らす喜びが感じられますよ。

今日から春。区切りのよい時期だからこそ、忙しい毎日に季節の行事で
をちょっとした楽しみをプラスしてみませんか?
春物続々入荷中です、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

ステンドグラスのワークショップ、でした。

毎日暑さにへたってしまいそうですが…。
酷暑の中、8月6・7日と開催いたしました「葉月はいから堂」。
大勢の皆様にお越しいただきました。誠にありがとうございます。
たくさんの笑顔に出会え、ここちスタッフ一同とても幸せなひと時を過ごすことが出来ました。
重ね重ねお礼申し上げます。

さて、初日のステンドグラスワークショップも大盛況でしたよ!
早い時間からお越しいただいた方もいらっしゃいまして
参加者様の期待度の高さを実感いたしました。

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ぎゃらりー奥のスペースでしたが、みなさん和気あいあいと制作されていました。
初体験の方、何度目かのチャレンジの方、ここちオープン当初からの常連さんなどなど
様々な腕前の方が、時に真剣に時に和やかに語らい(その間も常に手は動き続け)
素敵な作品が次々に生まれていきましたよ!

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一部ですが、出来上がった作品をご紹介。
斜めラインを前後で合わせたもの、点対象に組み合わせたもの、カラフルな色使い…etc。
ベースは同じなのに、その人その人の個性が出てとても楽しいテラリウムになりました。

テラリウムの名の通り今回お配りした多肉植物の赤ちゃんを育てていただいても良いですし、
ミニミニドライフラワーを飾っても、小物入れ代わりにしてもステキですね。
今回は本当にご参加いただきありがとうございました!

さて、次回は何を作りましょうか。
ご意見ご要望、ここちまでぜひお聞かせください!

 

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ちなみに、はいから堂内でご紹介していました三宅先生作のアクセサリーを
ただ今お預かりしまして、ここち店内でも販売しております。
カラフルですが身に着けてみるとものすごくしっくりくるペンダントは、
長さ調整のビーズまで先生手作りの贅沢な一品です。
フュージングという技法で作られています。色使いがポイントです。

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こちらはチョーカー。簡単に身に着けられ、シャープな雰囲気がなんだか都会派です。
なぜだか(私の主観ですが)紐タイプより肩がこらない気がします。
シンプルイズベストで鮮やかなティアードガラスが艶っぽく魅力的ですね。
カジュアルな服装にプラスして上質感を楽しみましょう。


今回初めて店舗以外でのワークショップとなりました、
ステンドグラスワークショップin葉月はいから堂。
ご自身で作られたガラスのきらめきは、より美しく瞳に映ると思います。
ステンドグラスワークショップは、これからも定期的に開催していきたい…なぁと考えております。
次回開催は未定ですが、また皆様に作る楽しさをお伝えできるように頑張ります。

また、手拭い帽子、壁紙ノートのワークショップは引き続き行えますので
興味のある方は是非店員までお声掛けください!
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

葉月はいから堂 開催中です

今日も暑い暑い完璧な夏の日。
上越でも、各地でイベントが開催されていますね。イベント日和です。

もちろん ここち すたいる も例外なく。
「葉月はいから堂」、今日・明日と開催ですよ!

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会場となっている「ぎゃらりー和のくら」内は、所狭しと雑貨がずらり。
蔵の雰囲気と相まって、とってもムーディーな空間となりました。

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入口はいって右がここち。左がイラスト屋ひぐちさんのブースです。
ひぐちさんの絵はがき・ミニポスター・原画がずらーり。
数々の素敵なイラストに、思わず時間を忘れて見入ってしまいますね。

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こちらは「タティングレース、その繊細で優美な世界」のコーナーです。
ドイリー・付け襟・ピアス・ブレスレット・ネックレス・ラリエット・がま口 などなど…
ロマンチックなアイテムが勢ぞろいです。
今回は特別にyamamegu(ヤマメグ)さんご本人の愛用シャトル&作りかけモチーフをお借りし
タティングレースが作られる様子を展示していますよ。
よりタティングレースの細かさが感じられると思います。

そのほかにも、ステンドグラススタジオ三宅からネックレスとチョーカーも展示販売しています。
ご試着の方も可能ですので(チョーカーは袋から出ているもののみ)
そちらも、どうぞお鏡で合わせてご覧ください

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「夏を楽しむ、あけび蔓細工コレクション」コーナーも充実していますよ!
実は上画像以外にも、同じテーブルに乗せきれなかったものが壁際にもございます。
人気の手提げかご、オシャレに収納多機能かご、和の雰囲気が素晴らしい飾りかごなど
さらにこれらがお求めやすい価格なのが嬉しいですね。目移りしてしまいます。
大きな作品から、小さ目お手頃アイテムまで、あけびの魅力にどっぷり浸かれますよ!

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続きまして、イラスト屋ひぐちさんの原画コーナー。
カレンダーになっていたイラストや、チラシに使われていたあの絵など、
美しい筆使いなどが直接感じられるのは、原画だからこそ。
「紅葉幼稚園」のような、たとえば卒業生の方に贈りたい~“その人にちなんだ絵”があるのも
地域密着の作家ならではですね。

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いまだ興奮が熱く燻り続ける、直江津祇園際のアイテムもあります。
まさに地元愛!お盆帰省のお土産にもおすすめです。
あなたはどの町内?

このほかにも、人気のキャットオンコーヒーや高田雁木・瞽女の絵はがきなど、
美しく懐かしいイラストがたっぷり味わえますよ。


海に山に心躍るこの季節、一足お先に秋の気配も添えて
町屋ショップ「葉月はいから堂」

8月6日(土) 10:00~18:00
8月7日(日) 10:00~17:00  の2日間。

ぎゃらりー和のくら でおこなっています。

皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

yamameguのタティングレース

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海に山に心躍る季節におおくりする、町屋ショップ「葉月はいから堂」。
そんな夏真っ盛りなイベントですが、繊細で涼しげな透かしのレース小物も並びます。

「タティングレース、その繊細で優美な世界」と題しまして
上越のタティングレース作家yamamegu(ヤマメグ)さんの作品を大特集です。
アクセサリーやがま口、フレームなどロマンティックたっぷりでおおくりします。

最近タティングレースのアイテムを良く見かけるようになりましたが
yamameguさんは20年前からタティングレースを作り続ける大ベテラン。
この美しいレースをより多くの人に知って楽しんでいただきたいと、
ご自身のレース作品を持って ここち すたいる へご来店頂いたのが取扱いのきっかけです。
今回、せっかくなのでブランド名を付けましょうとお誘いし、ご自身のお名前から
yamamegu(ヤマメグ)と命名いたしました。
山は季節を巡らせ数々の恵みを生み出します。木の葉の葉脈は繊細なレースの様。
繊細なレースを生み出す彼女の指も、豊かな山のように数々の恵みで溢れているのです。
これからもこの名前と共に素敵なレースを皆様にご紹介していきますね。

 

yamameguさんは主に80番レース糸を使用して、レース特有の繊細さを表現しています。
ちなみに、レース糸は番数が上がるごとに細くなりまして、
80番ですと木綿用縫い針に通せます。
それぐらい細いです。
平店員もかぎ針網の覚えが少しありまして80番レース糸に何度かチャレンジしておりますが
かぎ針が凶器になりうるトンガリ具合でドキドキします。そして目が疲れます。

そもそもタティングレースとは?どう作るの?かぎ針とどう違うの?
とよく聞かれますが

タティングレース: tatting lace)は、シャトルと呼ばれる舟形の小さな糸巻きに巻いた糸を使って結び目を作っていくレースの技法。

タティングの結び目の技法は古代エジプトにまで遡る事ができるが、実用を目的としたものと考えられ、装飾的なレース技法としての起源は明確には分かっていない。一説には、16世紀イタリアで基礎的な技法ができたとされる。

18、19世紀には、ろうそくの節約にもなると貴族のあいだで大変もてはやされ、教養として習うものとなった。女性らしいエレガントな手芸と考えられていたため18世紀の女性たちは、装飾のあるシャトルを持って、肖像画を描いてもらう事を好んだ。

wikipedia、タティングレースの項目より抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%8
2%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

とあります通り、結び目の連続で糸を形作るとても歴史あるレースの一つです。
貴族の女性たちの間で教養となるほど優雅なレースなんですね。

80番の糸で結び目を作り形にしていく…想像しただけで目がこりそうですが
実際、そこまで細くなると、手元は見ずにただただ結び目を数える作業らしいです。
というか手元を見ずに作れるyamameguさんにプロの技術を感じます。

今回は種類を増やし、レース+αの組み合わせも楽しんでいただけますよ!

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レジンアクセサリー&手作り雑貨の作家Sesame Saltさんと作り上げた、がま口です。
糸でくくるのではなく、専用の接着剤を使い、何度も付けては乾かしを繰り返し
手間暇かけてレースの一番美しい形を引き出しました。
表面に接着剤が出ないように細心の注意を払っていただきましたので
糸の表情も美しく、最高の出来だとしみじみ感じます。
(素敵すぎて平店員大興奮です)

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手のひらサイズのがま口以外にも、大きなクラッチにもなるものや、ポーチなどもあります。
セサミソルトさんの布選びの楽しさに合わせて、レースの魅力がさらに輝いていますね。

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アクセサリーも充実です。
今までのレースオンリーのアクセサリーはもちろん、
レースにコットンパールやレジンなどをプラスしたものもお目見えです。

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アクセサリー用に台紙も作りました。全部で6種類。
流れる筆記体と枠でレースの繊細さを表現しましたよ。
裏に、簡単ですがタティングレースの説明もあります。
プレゼントにもおすすめです!

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定番のピアスはもちろん、ネックレスやイヤリングもございます。
元気カラーのレースなどは、夏の華やかさに更にエッセンスをプラスしてくれますね。

このほかにも、おなじみのブロードのブレスレッドやラリアットでは、
天然パールをプラスした物や、身に着けやすいマグネットタイプの物など色々ご用意します。


がま口・アクセサリー以外にも、フレーム飾りや飾り襟なども、もちろんございます。
これをきっかけにyamameguさんの美しいタティングレースの世界を知って頂けたら幸いです。

海に山に心躍るこの季節、一足お先に秋の気配も添えて
町屋ショップ「葉月はいから堂」

8月6日(土) 10:00~18:00
8月7日(日) 10:00~17:00  の2日間。

ぎゃらりー和のくら で行います。

皆様のお越しをお待ち申し上げます。