2016-10

大日本市、新潟博覧会!

台風も去り、やっとこさ晴れて平常運転な上越市。
ただ同じ県内でも平常運転どころか、最高に盛り上がっている地域があります。
それは皆様ご存知、新潟県燕三条地域!
国内有数の金属加工産地で、本当に大小たくさんの工場が立ち並ぶモノづくりの街です。
そこで今年で4回目となります「燕三条 工場の祭典」がただ今開催真っ最中なんです!

そしてそして、なななんと!
今年は中川政七商店の大日本市新潟博覧会も同時開催なのです!!!
中川のほぼフルラインナップ、特別な空間で当店取扱い商品から
初めてご覧になるであろうあんなものこんなものまで、展示会みたいに楽しく選べます。
なんとも楽しいこのイベント。こりゃ行くっきゃない!!!!!

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と、いうわけでお邪魔しました。
工場の祭典は三条市と燕市全域で開催されるイベントなのですが
メインの案内所的役割がこちら「三条ものづくり学校」。
廃校になった小学校をリノベーションした、市民が気軽に利用できる素敵な施設です。
詳しくはコチラから↓↓↓
http://sanjo-school.net/

こちらで大日本市も開催されていますよ。
まず建物入口の大きな垂れ幕がまぁオシャレ。しましまの工場と葡萄畑です。
今年は3つのKOUBAで楽しめる工場の祭典。
なんで葡萄畑も?というと、「工場」だけでなく「耕場」と「購場」が加わり
より三条市&燕市を見て知って楽しめるイベントとなっているからです。
工場の祭典、詳しくはコチラから↓↓↓
http://kouba-fes.jp/

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入ってすぐ工場の祭典受付があり、そのさらにすぐ奥には二体の鹿が。
右が「伝統」の鹿、匠の技です。
本体の一刀彫をベースに、螺鈿、象牙鼈甲、手積手織り麻、革細工と、
神々しいまでの美しさの鹿さん。
それに対し左が「革新」の鹿、新進気鋭の技です。
匠の技「伝統」の鹿を3Dスキャンし、様々なモードのエフェクトをかけ彫刻化する
TRANSシリーズの造形を用いているそう。これぞ現代アートって感じですね。
右の鹿に感激のため息をつきながら、左の鹿には単純に“美味しそう”というマヌケな感想しか
浮かばなかった店員(け)ですが、皆様はこれを見てどう感じられるのでしょうか。
ぜひ、間近に鑑賞して頂きたい素晴らしい作品です。

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さてその奥が新潟博覧会メイン会場の体育館です。
ちなみに新潟博覧会公式サイトはコチラ↓↓↓
http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/hakurankai_niigata

いやぁ、入った瞬間「うわぁ」と変な声出しちゃいました。それぐらい圧巻です。
まず三条が発祥の大きな日本六角巻凧が入場者を迎え入れてくれます。
(すみません。白根の大凧ばかりに気を取られていました。どちらも素晴らしい凧文化です)
手前には新潟県を代表する郷土玩具の一つ「鯛車」の展示スペースと、
ワークショップ兼飲食スペースが。中央の大きなゾーンは中川の工芸マーケットです。

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実は大日本市というのは、中川政七商店の展示会の名称です。
シーズン前新商品買い付けにオーナーが行ってるあれですね。
それを今年で創業300年を迎えるにあたり、工芸産地で特別なお祭りを開こうとなったのが
この大日本市博覧会です。中川は自社商品だけでなく、日本の工芸を元気にしようと
コンサルティングやコラボを通して日本各地の工芸品を紹介しています。
今回「燕三条工場の祭典」と同時開催することで、より深くものづくりの魅力を発信し
様々な仕事・技を紹介できる場ができました。

本当に真ん中の工芸マーケットを見ていると「あれ?今展示会に来てるんだっけ?」と
一瞬錯覚するぐらい見ごたえあります。
もしかしたら当店で完売入荷未定の品にも出会えるかも…。どうぞお楽しみください。

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こちら「鯛車」の展示ブース。
鯛車帽子をかぶって写真を撮ることが出来ます。頭がでかい店員(け)にはきつかったです。
鯛車は新潟県西蒲区巻に伝わる郷土玩具です。が、時代の移り変わりとともに
一度姿を消してしまった鯛車。鯛車が夕暮れの晩夏を彩る風景、それ復活させようと
「鯛車復活プロジェクト」が立ち上がりました。詳しくはこちらから↓↓↓
http://www.taiguruma.com/

ここで少し小話をば。
実はこの鯛車復活プロジェクトのきっかけを作った方が、店員(け)の通った大学の
同窓生だそう。(直接お会いしたことないので変な言い方ですが)
そうなんです、私、夜誰もいない大学の廊下でポヤーっと美しい灯りで浮かび上がる
鯛車の集団に遭遇し、あまりの美しさに写真におさめ
お守りとして延々携帯電話の待ち受けにしていたことがあったんです。
意味も分からず。
なんだか心が洗われた気分でした。ホームシックも相まって、その時少し涙が出ていました。
何で鯛車の灯りは懐かしいのでしょうか。

素晴らしい先輩の後に続かねばですね。頭が大きいことを悲しんでいる場合じゃありません。
なんとか頑張ろうと思います。

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奥には「中川政七商店と新潟のものづくり展」、「トークイベント」ステージ&観客席
そして上画像の「工芸クロニクル屏風」があります。
原始時代から100年後の未来までを8つの時代に分け、当時のビジネスモデルで
工芸の歴史を紹介するというもの。これものすごく面白いです。
これだけで本出してほしいぐらいです。
表現が言い得て妙で思わず笑ってしまったりありましたが
(千利休はカリスマバイザーの時代だったかな。なるほど納得)
参考の工芸品と緻密な屏風絵、そして分かり易い説明。すごく勉強になります。
さすが大日本市博覧会。ただ工芸すごいだけじゃなく、そこに行きつくまでを教えてくれます。

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手前のワークショップ兼飲食スペースです。
直前まで、彫金による木の葉の箸置きワークショップをやっていました。
本当にリアルな木の葉が作れちゃいます。
この土日は場所を3階の教室に移して行うそうなので、興味のある方は是非!


と、長々と書いてしまいましたが、メインの体育館だけで来た甲斐があった!になりました。
ここでパンフレットをもらって工場の祭典に繰り出すのが、一番理想かもしれません。
(正直地図がないと無理です)
また、レンタサイクルの貸し出しもここで行っています。
近場は自転車の方が楽ちんですよ。雨降りでなければぜひ!

また、いくつかの工場を巡れるオフィシャルバスツアーもあります(要予約)
見学時間が決まっている工場がほとんどなので、そちらも楽ちんでよいですね。
気になる方は、工場の祭典オフィシャルサイトのツアー欄をご覧下さい。
出発は燕三条地場産業振興センターメッセピア入口前集合だそうですが
最後にはこの「ものづくり学校」に戻ってきますので、お土産を買い忘れても安心!

次回は、飲食ブースと包丁工房タダフサさんのお話をできたらと思います。
(相変わらず中身が詰まっていない話ですみませんが、どうぞお付き合いください)

ちなみに、9日(日)は午後2時から開店ですが、
8日、10日は通常通り営業しております。
高田は花ロード真っ最中です。
お花ついでにどうぞ遊びにいらしてください。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

KLIPPANウール&コットンブランケット大きい系!

降りそうで降らない絶妙な空模様、なんだか瞼が重くなります。
お昼寝のお供に、クリッパンのブランケット。ぬくぬく贅沢な時間をいかがですか?
今回は大人サイズのハーフと、肩から温かおしゃれなストールのご紹介です。
ハーフサイズは、90×130cm。
これからの寒くなってくる時期に、お布団の上に敷くだけでいつものお布団が更に温か!
ソファー周りだけではなく、寝室にもおすすめなサイズです。

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シンプルながら特徴をよくとらえたデザインの「しろくま」。
可愛らしい柄ですが、羊毛ならではの優しいグレーでナチュラルからモダンまで
お部屋の雰囲気にマッチしてくれます。
のんびりした親子のシロクマの表情に癒されますね!

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こちらはしろくまと同じお色で更にモダンな雰囲気の「キャンディ」
クリッパン社のロング&ベストセラーの柄です。
さすが北欧!なオシャレ幾何学模様で男性にもおすすめのブランケットです。
個人的には点々の丸がココナッツクッキーに見えて仕方ありません。

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コチラはウールに負けず劣らず温かなシュニール織りコットンブランケット「シャーンスンド」。
ダーラナ地方になるリゾート地シャーンスンドと同じ名前です。
ニットデザイナーのビルギッタが、織りの産業で栄えていたこの地への
オマージュで名づけました。ちなみに、“シャーン”は星の意味。キレイですねー。
上越でいうところの、光が原と同じものを感じます。

満天の星空のようなこのブランケットは色名もロマンチック。
当店取扱いのこちらの黄色ベージュはその名も「ムーンストーン」うっとりですね。
天体観測のお供に、星好きのあの人へのギフトへ、メッセージ性の強いアイテムも素敵です。

 

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今の時期だと寝起きや、就寝前のリラックスタイムに。
より寒くなれば上着やマフラーとして温かさを堪能できる、クリッパンのストール。
サイズが65×200cmと大判なので、カーディガンのように羽織るのもおすすめです。

上画像は「イネス」のボルドー。上品な配色は、見た目にも暖かさ抜群です。
女性的なカラーリングが優雅な印象のこちらは、アウターとしてもばっちりですね。
女っぷりを上げてくれそうな艶やかさです。

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元気いっぱいのライムグリーンが楽しい「ステラ」。
日本人になじみ深いひし形も、こんな鮮やかなカラーリングだとカジュアルな雰囲気。
いつもの服装にプラスしやすくなりますね。大きなポケット付きで何かと便利です。

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ワッフル地のようなディテールにモノトーン1色が潔くシャープな印象の「ツイスト」ライトグレー。
織りによる凹凸から生まれる陰影が面白い表情を見せてくれます。
他2枚のストールと比べると、織り組織をよく見せるためか起毛が落ち着いていますが
そのぶんスマートなので首回りにマフラーとして巻いても、もたつきません。
ダンディな雰囲気で男性にもおすすめしたいストールです。

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最後に、こちらは当店で扱うクリッパン製品の中で1番サイズの大きなスローケットもご紹介。
サイズは130×200cmと、ソファのカバリングに最適のサイズです。

日本の伝統模様“鹿の子”のような柄の「ヴェガ」。七夕の織姫星の名前でもあります。
片面は白地に鹿の子がらがはっきりと見えますが、もう片面は一見するとまるで無地。
(上写真は無地風の面です)
全く違った2つの柄と色を楽しめるリーバーシブルスローとなっております。
折りたたんだ状態で厚めのケットとしても、広げてベッドの布団カバー代わりにも。
ジャガード織りのブランケットに対し、スローはドビー織機を使ってゆるく織り、
空気をたっぷり含ませていますので軽くて温かなのが特徴です。

ちなみに当店のヴェガ、ブラウンカラーは現在生産されておりません。
ので、なかなかレアだったりします。
ナチュラルなカラーリングが、どんなインテリアにもなじんでくれますよ。


大切なあの人へ、いつも頑張る自分へ。
クリッパンのアイテムは特別な時間を演出してくれる、とびきり温かな魔法です。
流行に左右されない、シンプルで長く仕える良いものとして
クリスマスや誕生日のギフトにもぴったり。

今年の冬は、クリッパンと一緒に暖かな冬に変身ですね!
ギフトラッピングも無料で承っております。
(専用ボックス仕様の場合有料)
どうぞお気軽にご相談ください。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

KLIPPANウール&コットンブランケットミニ!

朝晩の肌寒さが身に染みる今日この頃、皆様いかがおすごしでしょうか。
こちらさすが上越、お山からの風は容赦ないです。冷たい!
我が家でも急いで、ひざ掛け暖かい靴下などを出し始めました。
それもそのはず、もう10月ですもんねぇ。

ここちでも、クリッパンやminoのブランケット・ストールなどのウール製品を店頭に出しました。
その中でも今回はいろんな場面で使いやすい、ミニブランケットをご紹介です。
ウールは65×90cm。
コットンは70×90cm。
お昼寝毛布、ベビーカーの風よけ、ソファーのアクセント、オフィスでひざ掛け、などなど
ギフトにもおすすめの、ちょうど良いサイズな万能ブランケットですよ。

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いたずら仲間な2人の表情が可愛い「ミイ&スティンキー」。
ダークグレーに赤のステッチで、大人も使いやすいオシャレな仕上がりになりました。
白地の方が柄がはっきりと見やすいです。その日の気分で表に出す方を使い分けてみては?
ちなみに、この毛もじゃなスティンキー、実は小説には登場しません。
日本のアニメではおなじみなんですけどね。初登場はムーミンコミックスです。
なお、スティンキーの説明をオフィシャルで読んでみると…↓↓↓
http://moomin.co.jp/character/stinky

けっこうとんでもない奴だったりします。ムーミン一家は懐が深いなぁ。

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ニットデザイナー、ビルギッタ・ベングトソン・ビョルクのデザイン「RINGS」。
1992年以来根強い人気のクラシックパターンです。
ただ、こちらはメーカーでは現在コットンブランケットのみの取り扱いとなっておりまして
当店にありますウールブランケットは、けっこうレアだったりします。
シンプルながら誰もがほほ笑む可愛さ。ドット柄は全世界共通ですね。
大人も子供も楽しめる、素晴らしい普遍的な柄です。

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絵本から飛び出してきたような愛らしい「フォレスト」。
森の動物たちがまんまるのお目めで、すやすや眠るチビちゃんを見守ってくれます。
こちらも今季から廃番柄となっておりまして、オンリーワンなブランケットとなっております。
個人的にはビーバーのモゲっとした表情がお気に入りです。みんな悩みが無さそうですねぇ。

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象のエルマーのようなシンプルで楽しいマルチ配色が印象的な、「ベビーピクシー」。
元気いっぱいの色使いですが、派手すぎずに優しい雰囲気なのは
ふんわりと織り上げられた上質の羊毛のおかげでしょうか。

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こちらのミニブランケットはメリノウール混紡のプレミアム。
さらに軽く薄く、温かさは従来通りと、もっとチビちゃんにやさしいブランケットです。
ちなみに重さは従来のミニウールが350gに対しこちらが230gとパスタ1食分ぐらい違います。
メリノウールの柔らかさと軽さで実現しました。大人女子のひざ掛けにも。

 

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暖房がきいたお部屋には、肌触りが滑らかシュニール織りのコットンブランケットもおすすめです。

のっそり行進の「ベア」は鮮やかなブルーで爽やかに。
単色使いなので大人っぽさも感じられます。
お子様のプレイマットや、少し厚手のタオルケットとして、大人のお昼寝時にも重宝しますよ。

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元気な色使いが楽しい「キルト」にはカワイイがたっぷり詰め込まれています。
3色使いで男の子にも女の子にもぴったり!出産祝いにもおすすめです。

個人的な感想なのですが、ここ数年のコットンブランケットは
より柔らかく滑らかな肌触りになってきている気がします。
私が約6年前に購入し延々使っているものは、もう少し固いというか…(笑)
長々使っているのでゴワゴワになったのかなぁとも思うのですが
毎シーズン新しいコットンブランケットが入荷し触ってみるたびに
「むむむ、更に柔らか!」とビックリします。
コットンの質が常に向上しているのでしょう。企業努力が垣間見えますね。


座った時に椅子から余らず丁度良い大きさ、
チビちゃんのお昼寝時にお腹から落ちずにかといって絡み付かない大きさ、
ミニブランケットはとても使いやすい大きさです。
お祝い・クリスマス・誕生日のプレゼントにもぴったり。
一度使い出したらやめられない、クリッパン社のグランケットを
まずはミニから始めてみませんか?

現在店頭でその心地よさを、お気軽にお確かめ頂けます。
ずっと撫でていたくなる柔らかさ!
皆様のお越しをお待ち申し上げます。