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かまわぬごよみ2022入荷

早いもので、もう10月。
そろそろ来年のお支度を、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今年も届きましたよ「かまわぬごよみ」。
毎度おなじみ、かまわぬの卓上カレンダーです。
で、今回も各月ご紹介。ご購入のご参考までにどうぞ。

かまわぬごよみ2022 税込み1,100円

サイズは例年通り、ハガキを伸ばした大きさの 230×100mm。
しっかりとした厚みで、表面凹凸が特徴的な風合いの紙を使っています。
よく見る一般的な画用紙よりも色味は生成りみです。素朴な優しさ。

実は今年はディティールをお伝えする接写写真を撮り忘れてしまいまして…
昨年と紙質一緒ですので、もしでしたらこちら↓↓↓をご覧くださいませ。

昨年と柄を見比べても楽しいですよ。

今回もお花や食物ひっくるめた、その月らしい柄をそれぞれあてています。
毎年人気な季節柄から今年お披露目の新柄まで、なかなかな幅広さですよ。
そしてやっぱり表現方法は消しゴムハンコ風。
このカレンダーを見るたびに、そのうち作りたい!と野望が湧いてくるでしょう。
かくいう私も材料は揃えてあります。材料だけは。

1月は表紙と同じ「枝梅」。
2月は「いちご」です。

気分的には真冬な季節なのですが、
どちらも春カタログに記載されている柄でして
早く春感じようよ!な、かまわぬさんの心意気を感じます。
2月は特にね、気分上げていきたいですしね。
いちごは大人気柄ですので納得のチョイスです。

しかも軽く調べたところ、ハウス栽培でのいちご狩りはこの時期がお勧めなんだとか。
雪国新潟ではいまいちピンときませんが、一般的にはきっとそうなのでしょう。
2月にいちご。実はそれなりの意味があるチョイス。さすがです、かまわぬさん。

上の写真、順番上下置き間違いしちゃってますね。
3月は「菜の花づくし」。
4月は「染井吉野」ですよ。

3月に菜の花はこちら新潟県上越市では早い気がしますが、
以前お客様に教えていただいたところによると、九州の方では2月のイメージだと。
同じ日本でもこんなに違う春の景色。間をとってこのカレンダーでは3月です。
柔らかな卵色の花達から、春よ春よと囁きが聞こえてきます。

4月、上写真では色薄すぎないか?と思われそうな色の濃淡ぐあいです。
実際写真撮る際外光が当たって、4月は全体的に少し薄いですね。すみません。
でも実際ほやんとした色味はこのままです。
春の淡い光の中、そよ風に揺れる染井吉野。情緒的な風景の一コマ。
忙しい季節ですが、カレンダーを見て安らぎを感じていただけたらと思います。

5月は「シロツメクサ」。
6月は「あじさい景色」です。

この2枚をご覧になって、あれ?っと思われた方は、上級てぬぐいスキーさんだと思われます。

お気づきでしょうか。
そう、ぼかしがないのです。
てぬぐいの方には色のぼかし入ってますね。
こちらのカレンダーに載せている柄は“てぬぐい柄を消しゴムハンコで表現”なので、
染料を注いで作る色ぼかしはできないよ。なスタンスだと思われます。
先ほどご紹介した「染井吉野」は例外となりますが、あちらはぼかしが入らないと
他のてぬぐい桜柄と見分けがつかなくなる可能性がありますので、
あえてぼかし表現を残したのかな、と。

消しゴムハンコによる、いつもと違った表情のてぬぐい柄たち。
表現方法の違いを楽しんで、よりてぬぐいを身近に感じていただけたらと願います。

7月は「柑橘づくし」。
8月は「寒天金魚」。

どちらも今年の新柄でしたね。フレッシュな2柄です。
しかし柑橘づくしと言いますが、こちらの柑橘づくしにはなんとカボスがない!
ん?カボス?すだち?青ゆず?へべす?シークワーサー?
とりあえず青い柑橘がないです。こんなところも、てぬぐいと違いが出て面白い。
寒天金魚は少し密度が濃いような。
まんまてぬぐいの柄を持ってきているわけではないのが良く分かります。
ちょっとした違いを見つけて少しニコッとできる「かまわぬごよみ」ありがとう。

9月は「秋刀魚」。
10月は「山栗」ですね。

まさかの秋刀魚でした。秋刀魚お値段高くなりましたしね。
せめてカレンダーで秋刀魚を楽しむという優しさ。
実際こんな消しゴムハンコあったら、なんにでも押したくなります。
秋刀魚のあどけない目が可愛くてかわいくて。
シンプルながらも9月らしい絵柄です。

10月も秋の味覚しっかりと。
てぬぐいの山栗は、イガの色がまだ青み濃く感じられるので、
こちらのほうが食べごろ感強いです。
山で落ちているのを見つけても大抵動物や虫に食べられているイガです。

11月は「紅葉川」。
12月は「額装 南天 生成」。

深い秋らしいめくるめく紅葉の流れ。真っ赤ではなく薄めの朱赤なのがまた素敵ですね。
(すみません、本来の色は上写真よりもう少しだけ濃いです)
車窓からの風景を印象で表現すると、このようになるんだろうかと思い耽ってしまいます。

そして12月は南天。難を転じて福となす。
2022年に何があろうと、この締め括りで全て素敵に昇華される気がします。
たわわに実った赤い実たちに小さな幸福や希望が詰まっているよう。

来年1年、何が起こるかは誰にもわかりません。
ただ、日々の繰り返しの中でちょっとした季節を拾い見つけ思い愛でて味わう。
そしてそんなことを楽しんで暮らしていけたら、きっと何があっても大丈夫。
この「かまわぬごよみ」がその切っ掛け作りのお手伝いをしてくれたら私共も幸せです。

ちなみに、裏はいつもの“てぬぐい使い方のすすめ”が載っています。
また、飾っていた月が終わりましたら、
縦に入っている点々から切り離してポストカードとしてお楽しみください。
毎年使われている方は年々溜まる、てぬぐい柄ポストカードコレクション。すてきです!

またこちらの他、てぬぐい活用術のしおりが1枚プラスされますよ。
そちらは見てのお楽しみ。どうぞお楽しみに。

場所をとらない卓上サイズ。ペン立ての隣に置いてみるとこんな感じです。
内示要物が生活感醸し出しすぎているペン立てですので、
リアルなサイズ感がイメージしやすいかと。

付属の組立スタンドを使っており、置いた時の奥行き約8cm。
無印良品の壁に付けられる家具棚奥行き12cmに気持ちよく飾れます。
(すみませんスタッフ(け)無印良品大好きで
 例に使わせていただきました。無印良品さんすみません)
また、普通の画びょう2つを壁に刺せるならば、そのまま土台の背を壁に固定して
棚なしで飾れちゃいます。壁掛け状態。
ただしぶつかるとバサッと落ちます。
ひと月終わるごとにポストカードに~とされるならば、後半の月に進むにつれて
さらに落ちやすくなりますのでお気を付けくださいませ。


いかがでしょうか?
今年は大目に入荷しておりますので、ご予約分を差し引いてもまだ数に余裕ございます。
今年“も”な方や今年“こそ”な方もぜひどうぞ。
お気に入りのカレンダーを用意して、ルンルン気分で来年を迎えましょう!
少しづつ秋が深まる土手の側(たまに夏に戻る気まぐれっぷりですが)
皆様のお越しをお待ち申し上げます。