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扇子で見た目も涼しげに
例年通り“関東甲信”まで梅雨入りし、“越”はもう少し先なお天気です。
梅雨空と晴れが交互にやってくるので、なんだかお得な気分ですね。
ただ、やはり梅雨ならではの蒸し暑さが感じられるようになってきました。
風を感じると涼しいのに…という時に便利なのが扇子。
現在ここちの売り場ででご紹介している扇子を、今回ブログでもご紹介です。
最近多く見かけるようになったこちらの形。
丸みのある優しいフォルムが可愛らしくとても女性的です。
また機能面でも広げたとき幅をとらないので、電車やバス・イベント会場など公共の場での
ご使用がとってもスマート、まさに優等生な扇子です。
萩花は日本文化!な、季節を先どる粋な柄です。
色も落ち着いており、可愛い形とバランスをとったまさに大人かわいい扇子。
逆に潮騒は色もモチーフもとにかく甘く可愛く乙女です。
が、あえて薄く薄ーく染め抜きおぼろげな雰囲気でシックな雰囲気をプラスしています。
どちらもお揃いの扇子袋が素敵ですね。
かまわぬと遊中川では呼び名が違うんです。細部の作りも少し違います。
ただ、素敵なのはどちらも一緒です。
遊中川は天平文化を代表する花柄「団花文」を現代風にアレンジ。
素晴らしいものは時代を経ても色あせないということを教えてくれます。
かまわぬの紫陽花は、夏の定番モチーフを元気いっぱい染め抜いています。
デフォルメした紫陽花と団花文、なんだか雰囲気も似ていますね。
こちらは同じホタテ型でも、雰囲気がシャープで都会的。
どちらも若冲シリーズのものです。
hanamaruは障壁画「花丸図」をモチーフに、夏に咲くとりどりの花を刺繍しています。
涼しげな色合いに間をあけて浮かぶ花丸は、どこか夏の陽炎を思わせる儚げな雰囲気。
masumeは以前ご紹介しましたストールと同じ、若冲の画法「枡目描き」から発想を得た柄。
こちらなら男性がご使用になっても素敵ですね。
hanamaruは刺繍地を富山で、masumeは京都の手捺染。
どちらもメイドインジャパンな扇子です。
続きまして、おなじみの扇子の形をご紹介です。
こちらは涼しげな味わいの綿麻生地に、てぬぐい柄をアレンジし手捺染したものです。
扇骨を長く見せており、男女問わずお使いいただけます。
沢潟は骨が濃い茶色な上、全体的にモノトーンチックなので特に男性におすすめです。
お茶のお稽古の時など、小さ目の扇子が活躍する場にいかがですか?
切子は手拭いでも人気の柄となっており、ここ数年夏の定番柄のような存在です。
扇子に映えるようにアレンジされた切子柄はどこかモダンな雰囲気。
和洋の差を越えてお楽しみいただけます。
また、この綿麻てぬぐい柄扇子のみ単品売りです。扇子袋は別売りとなっております。
紙ならでは、開閉時の音が小粋な扇子は、木版で水玉模様が描かれています。
写真ではお伝えづらいのですが、実はこちらは襖紙。
京都の襖紙屋さんによる一枚一枚違った表情の、唯一無二の扇子です。
端には金の顔料が塗られ、閉じたときのアクセントに。
扇子袋も、扇子と同色の糸で小さな刺繍が施され、ちょっとした遊び心が楽しい扇子です。
絹の房付きなので、フォーマルな場にもご使用いただけます。
フォーマル向けといえば、こちらの扇子もおすすめです。
麻100%の風合いが美しい無地のこの扇子は、その落ち着いた色合いと
装飾をあえてせずその凛とした潔さに、わび・さび(侘・寂)の空気も感じられます。
絹の房付きですので、こちらもフォーマルにご使用いただけます。
房を外せば小ぶりな男性用として、お茶のお稽古や少し混雑するような場で重宝しますよ。
こちらは男性用の扇子。竹の渋い色合いと、粋な扇面がオシャレな一品です。
夏の涼やかでのびのびとした風景を切り取り、大胆&シンプルに図案化しました。
普段着にもスーツにも似合う、モダンな雰囲気です。
もちろん父の日にもおすすめですよ。さりげなく自然と扇子を使える男性って素敵です!
エコの為、冷房省エネする昨今、意外とあると重宝するのが扇子です。
市役所や図書館などの公共施設から商業施内まで、
動いていれば気にならないけど座っていたり動きを止めると暑い。
なんてこと、けっこうあったりします。
団扇も良いですが、やはり持ち歩きには不向き。
扇子はポータブル納涼アイテムとしてとても優秀なんです。
夏のプレゼントにもおすすめな扇子、一本いかがですか?