ここち雑貨のエトセトラ

贈りたい、大人の文房具

センター試験直前。受験生の皆さん、お疲れ様です。
必ず桜咲くと信じて、ここちからもとびっきりのエールを贈ります。
あなたの積み重ねてきた時間と努力が、しっかりと花開きますように。
自分を信じて頑張ってきてください。

そんな大人の階段を上っていく君たちへ。
大人まっただ中の方々へも贈りたい、大人の文房具があります。
素敵な筆ペンと印鑑ケース。
大人になって地味に出番が多くなる、地味に必須アイテム2点です。

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中川政七商店: 筆ペン  左から、  鹿紋  花喰鳥

二大地味に大人の必須アイテムその1、筆ペン。
年をとればとるほど使う機会が多くなるような気がします。
桐箱に納められた筆ペンは、奈良の筆屋「あかしや」の伝統工芸士の方作のもの。
カートリッジも2本ついて実用性抜群です。

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穂先は筆職人による手作り毛筆で、腰の強い人造毛を使い一本ずつ丹念に造筆。
付属のカートリッジに入った墨は本当の墨色を表現した墨液を使用しています。
ペン先の太さは細字向けのサイズですので、宛名書き用に最適です。
特に祝儀袋などの記名におススメですよ。いざという時に重宝します。

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焼印が入った軸には、伝統工芸品奈良筆の軸に使われる
天然の紋竹を厳選したものを使用しています。
鹿は、中川政七商店ロゴに使われている鹿さん。
鳥は、正倉院宝物の紅牙撥鏤棊子(こうげばちるのきし)の花喰い鳥の柄。
桐箱にも同じ柄が押されていますね。
贈り物にお勧めですよ。

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初めての使用の際は、キャップを外したあと、後軸を左に回して先軸を後軸をはずし、
先軸の穂先を上にしてカートリッジを下からゆっくり最後まで差し込みます。
その後、穂先を下にしてインクが出てくるまでお待ちください。
インクが穂先に出てきたら、試し書きをして充分インクが出たかご確認くださいね。

メーカー的には自社インクカートリッジの使用を推奨しております。
「あかしや」の物ですね。
調べてみましたら、Amazon先生で出店されているようなので、そちらでカートリッジ買えそうです。
穂先の替えもありました。ので、長くご愛用いただけるとおもいます。

 

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二大地味に大人の必須アイテムその2、印鑑ケース。
山梨県の印鑑ケース専門メーカー、天野製作所と中川が共につくった、手織り麻の印鑑ケースです。
麻の質感がとっても上品ですね。
男女問わずお勧めしたい雰囲気です。

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内側には幸運・金運をもたらすという鹿の刺繍入り。
大事なものですから、ラッキーシンボルに守ってもらうのはいかがでしょうか。

出し入れしやすいケースは朱肉付きで、一般的な認印(直径13.5mmまで)が入るサイズです。
通信販売が発達する現代。さらさらとスマートにサインもお手軽ですが、
良く使うものですし、こんな素敵なケースからハンコを取り出したら気分が良いですよね。
朱肉を補充は、市販の朱肉補充液で大丈夫です。こちらも長くご愛用いただけますよ。


と、勝手に独断と偏見で、大人の必須アイテムと断言してしまいましたが、
私自身、自分の文字が不特定多数の人の目に触れることや、ハンコを押すことなど
実際学生時代よりかは、こういったものを使う機会が多いと感じています。
(特に結婚してからぐっと増えましたね…)

特に筆ペンは使い慣れていないと、上手く字を書くのが難しいですよね。
だからこそ、毛筆の美しい字を見かけると、心ときめきます。なんて素敵な人だろうと。
可愛いお気に入りの筆ペンなら練習も楽しいはずです。

御祝や、ちょっとした贈り物に、もらって嬉しい大人アイテム。
春のお祝いシーズンに向けて、いかがでしょうか?
まずは実物をご覧いただくのが一番です。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

おいしい風呂敷おいしいお弁当

1月も早や6日。
明日はさっそく七草粥ですね。七草きりたんぽ鍋を提案したところオーナーに却下されました。

さて、そろそろ天気週間予報に雪マークが目立つようになってきましたが、
そんな不安に負けず、お店の中は明るくゆったりのんびりですよ。

正月もひと段落し、特別ごはんからいつものランチやお弁当。
平スタッフも、つわりがやっと治まったので家族のお弁当を作り始めています。
が、いつものお弁当包みを見るとなんだかマンネリ気味。
お弁当箱新しく買い足すのもいいけれど…
そんな時にはもっと経済的にプチプラから!
中身は同じでも、外見は新しく気分楽しくおいしくチェンジしてみてはいかがですか?
胃も活発に張り切っちゃいそうな、元気いっぱいの小風呂敷「おいしい風呂敷」、揃っています。
お弁当包みにぴったりの約50cm×50cmなサイズです。

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左から、おいしい風呂敷りんご キャベツ チーズ

薄手で包みやすく、結んでもほどけにくい綿素材。
捺染ですので堅牢度(正式には染色堅牢度ですね。色落ち色あせの丈夫さ)は注染より高く
お洗濯に強いです。(※あくまでも注染と比べてですので多少の色落ちはみうけられます)
なおかつ、捺染によく見られる“布の裏が白い”ということもなく、しっかり染まっていますので
包みを広げて下に敷いた時に柄が見えない!なんてことはありません。
まさにお弁当包みに向いてますね~!あら嬉しい。

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しめじ レモン 季節のおいしい風呂敷ざくろ

柄モチーフは全て食べ物。おいしい風呂敷でおいしいものを包んじゃいましょう!
なお、薄手の生地ですが、目が詰まっていますので、あまり透け感はありません。
お弁当以外にも、ちょっとしたプレゼントやお菓子などのラッピングにも素敵ですね。
発色が良く、とても元気な気分にしてくれますよ。

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大きなドットに、ところどころヘタが可愛い「りんご」の柄。
りんごの直径は大体6.5cmといったところでしょうか。
ベースがベージュ色なので、赤の分量が多い割には落ち着いた印象を感じます。
和風のお弁当箱にも合う感じです。
ちなみに、当店営業部長の遠足のお弁当包みがこれです。
ゆるめに結べば3歳児でもほどけるみたいです。

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みずみずしい春キャベツのような緑が元気いっぱいの「キャベツ」柄。
北欧デザインのような、ほっこり感が可愛いですね。
これに包めば、男子!な肉弁当もヘルシーに見えてくるから不思議です。
ぜひ高校生のお兄様やお父様に使って頂きたい、母心の風呂敷ですよ。

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スカイブルーの爽やかな地に、三角が飛び交う楽しい「チーズ」柄。
三角チーズはもちろん優しいクリーム色です。リアルです。
こんな爽やかな青には、青空が似合いますね。
ピクニックや公園でのお弁当にピッタリです。中身はサンドイッチ系が良いかしら。
お弁当の中身に合わせて、お弁当包みを変えるのもステキです!

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黒地に並ぶ「しめじ」柄が渋い、こちらの風呂敷。
こちらも男性陣にお勧めしたい使いやすい色柄です。
大きなお弁当もこの小風呂敷なら簡単に包めちゃいますよ!
お弁当には赤・黄・緑・黒・白の5色を彩りよく入れると、栄養面にも良いと聞きました。
でも黒ってなかなかないものなんですよね。ヒジキ、海苔、黒豆?しか思いつきません。
「あ、今日黒がない」という時にはぜひ、こちらのお弁当包みを広げてごまかしてみてください。

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一見北欧テキスタイルのような幾何学模様ですが、良く見るとあら、「レモン」の柄です。
あえてつなげているところに、かまわぬデザイナーの遊び心を感じますね。
元気な黄色ですが、ベースをグレイッシュに落ち着かせ、使いやすい雰囲気にしています。
お弁当包みとしても優秀ですが、額やパネルにしてお部屋に飾ってもステキです。
2枚合わせて縁を縫い、クッションカバーなんていかがでしょうか。

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ぐっと鮮やかなマゼンタがまぶしい「ザクロ」柄は、季節限定のおいしい風呂敷。
なかなか目を引くカラーリング、お弁当包み界のファッショニストといっても過言ではありません。
ザクロはお肌にも良く、古今東西問わず子孫繁栄の象徴とされ、女子力の高いフルーツです。
こちらもインテリアにもおススメですよ!差し色向けのきれいな色です。柄もキュート!


色柄が楽しく、コレクションしたくなる「おいしい風呂敷」。
洗い替えが必要なお弁当包みにとって、柄が豊富なことはありがたいですよね。
お弁当の中身に合わせてのチョイスも楽しいと思います。

2月10日には新柄「かいわれ」と「オリーブ」も入荷します。
入荷次第ブログにてご紹介いたしますのでお楽しみに!

毎日のお弁当ライフに“おいしい”楽しさを。
ちょっとしたプレゼントにも最適ですよ。
ぜひじっくり吟味にいらしてください。お手持ちのお弁当箱持参も大歓迎!
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

病院季節のディスプレイと年末のご挨拶

店舗は28日まででしたが、ここちの仕事納めは29日でした。
心を無にして数える棚卸に、センター病院さんの毎月のディスプレイを1月仕様に…。

そうなんです。
実は当店、インテリアのお仕事の一環で、お店や施設の季節ディスプレイ、パネルの貸し出しや
手拭いのお預かり&額の入れ替え等を承っております。
フレンチレストランや老人福祉施設、美容室、住宅展示場などなど、様々なお客様から
ご依頼をいただき、直接出向いてのセッティングや貸し出しを行っておりまして
こちらの上越地域医療センター病院様も、面会用ラウンジのディスプレイも毎月変えているのです。

「入院生活にひと時の安らぎを」をテーマに、インテリアコーディネーターのオーナーが
季節を感じられるパネル&クッション・手拭いをご提案です。

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1月、上越はだんだん雪深くなる季節。
今年は雪がありませんが、それでもやっぱりシンと落ち着いた空気の冬。
大きな窓の第1病棟ラウンジの雰囲気に合わせ、上品なパネルとクッションをご用意。
カスミソウのようなモノトーン柄に、さりげなくグリーンをプラス。
ソファーの元気な色に馴染みつつ、目に優しく落ち着ける空間を意識しました。

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壁一面の凹凸タイルが印象的な、第2病棟ラウンジ。
こちらは手拭い額で、その季節ならではを楽しみます。
今年の1月は南天とお餅。
リアルなお餅が楽しいですね。
こちらの棟では、会話の途中にふと目に留まり
なんだか笑顔になる手拭いチョイスを意識しています。

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こちらは癌患者様の緩和ケア棟のラウンジです。
日当たりが良く暖かなラウンジに、お正月らしい梅の花と楽しいコマの手拭い。
白の壁に馴染むよう、生成りの額で統一です。
(ちなみにこちらの手拭い額はメーカー廃番となっておりまして、
当店でも在庫が残りわずかとなっております。)

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このように1年12か月、安らぎと可笑しみの溢れる手拭いやパネルをご提案しています。
ここで手拭いを見て気に入って頂き、ご来店されたお客様もいらっしゃるなど
とてもやりがいのある仕事です。手拭い、中にはかなり懐かしい廃番柄なんて飾るときもあり
かまわぬファンの方には意外と見ごたえがあるそう。嬉しいですね~。
患者様が製作されたお飾りなども一緒に飾られているときもあり、ここちとの共演状態が楽しい時も!
額やパネルが季節を映す2番目の窓と感じて頂けたらなぁと願っています。


と、こうして仕事納め。来年は1月4日からの仕事始めでございます。

来年も引き続き、皆様の暮らしのお手伝いができますよう
日々頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

皆様、良いお年を!

 

ここち すたいる 店主、秋山綾子・スタッフ一同

 

大日本市、新潟博覧会!

台風も去り、やっとこさ晴れて平常運転な上越市。
ただ同じ県内でも平常運転どころか、最高に盛り上がっている地域があります。
それは皆様ご存知、新潟県燕三条地域!
国内有数の金属加工産地で、本当に大小たくさんの工場が立ち並ぶモノづくりの街です。
そこで今年で4回目となります「燕三条 工場の祭典」がただ今開催真っ最中なんです!

そしてそして、なななんと!
今年は中川政七商店の大日本市新潟博覧会も同時開催なのです!!!
中川のほぼフルラインナップ、特別な空間で当店取扱い商品から
初めてご覧になるであろうあんなものこんなものまで、展示会みたいに楽しく選べます。
なんとも楽しいこのイベント。こりゃ行くっきゃない!!!!!

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と、いうわけでお邪魔しました。
工場の祭典は三条市と燕市全域で開催されるイベントなのですが
メインの案内所的役割がこちら「三条ものづくり学校」。
廃校になった小学校をリノベーションした、市民が気軽に利用できる素敵な施設です。
詳しくはコチラから↓↓↓
http://sanjo-school.net/

こちらで大日本市も開催されていますよ。
まず建物入口の大きな垂れ幕がまぁオシャレ。しましまの工場と葡萄畑です。
今年は3つのKOUBAで楽しめる工場の祭典。
なんで葡萄畑も?というと、「工場」だけでなく「耕場」と「購場」が加わり
より三条市&燕市を見て知って楽しめるイベントとなっているからです。
工場の祭典、詳しくはコチラから↓↓↓
http://kouba-fes.jp/

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入ってすぐ工場の祭典受付があり、そのさらにすぐ奥には二体の鹿が。
右が「伝統」の鹿、匠の技です。
本体の一刀彫をベースに、螺鈿、象牙鼈甲、手積手織り麻、革細工と、
神々しいまでの美しさの鹿さん。
それに対し左が「革新」の鹿、新進気鋭の技です。
匠の技「伝統」の鹿を3Dスキャンし、様々なモードのエフェクトをかけ彫刻化する
TRANSシリーズの造形を用いているそう。これぞ現代アートって感じですね。
右の鹿に感激のため息をつきながら、左の鹿には単純に“美味しそう”というマヌケな感想しか
浮かばなかった店員(け)ですが、皆様はこれを見てどう感じられるのでしょうか。
ぜひ、間近に鑑賞して頂きたい素晴らしい作品です。

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さてその奥が新潟博覧会メイン会場の体育館です。
ちなみに新潟博覧会公式サイトはコチラ↓↓↓
http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/hakurankai_niigata

いやぁ、入った瞬間「うわぁ」と変な声出しちゃいました。それぐらい圧巻です。
まず三条が発祥の大きな日本六角巻凧が入場者を迎え入れてくれます。
(すみません。白根の大凧ばかりに気を取られていました。どちらも素晴らしい凧文化です)
手前には新潟県を代表する郷土玩具の一つ「鯛車」の展示スペースと、
ワークショップ兼飲食スペースが。中央の大きなゾーンは中川の工芸マーケットです。

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実は大日本市というのは、中川政七商店の展示会の名称です。
シーズン前新商品買い付けにオーナーが行ってるあれですね。
それを今年で創業300年を迎えるにあたり、工芸産地で特別なお祭りを開こうとなったのが
この大日本市博覧会です。中川は自社商品だけでなく、日本の工芸を元気にしようと
コンサルティングやコラボを通して日本各地の工芸品を紹介しています。
今回「燕三条工場の祭典」と同時開催することで、より深くものづくりの魅力を発信し
様々な仕事・技を紹介できる場ができました。

本当に真ん中の工芸マーケットを見ていると「あれ?今展示会に来てるんだっけ?」と
一瞬錯覚するぐらい見ごたえあります。
もしかしたら当店で完売入荷未定の品にも出会えるかも…。どうぞお楽しみください。

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こちら「鯛車」の展示ブース。
鯛車帽子をかぶって写真を撮ることが出来ます。頭がでかい店員(け)にはきつかったです。
鯛車は新潟県西蒲区巻に伝わる郷土玩具です。が、時代の移り変わりとともに
一度姿を消してしまった鯛車。鯛車が夕暮れの晩夏を彩る風景、それ復活させようと
「鯛車復活プロジェクト」が立ち上がりました。詳しくはこちらから↓↓↓
http://www.taiguruma.com/

ここで少し小話をば。
実はこの鯛車復活プロジェクトのきっかけを作った方が、店員(け)の通った大学の
同窓生だそう。(直接お会いしたことないので変な言い方ですが)
そうなんです、私、夜誰もいない大学の廊下でポヤーっと美しい灯りで浮かび上がる
鯛車の集団に遭遇し、あまりの美しさに写真におさめ
お守りとして延々携帯電話の待ち受けにしていたことがあったんです。
意味も分からず。
なんだか心が洗われた気分でした。ホームシックも相まって、その時少し涙が出ていました。
何で鯛車の灯りは懐かしいのでしょうか。

素晴らしい先輩の後に続かねばですね。頭が大きいことを悲しんでいる場合じゃありません。
なんとか頑張ろうと思います。

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奥には「中川政七商店と新潟のものづくり展」、「トークイベント」ステージ&観客席
そして上画像の「工芸クロニクル屏風」があります。
原始時代から100年後の未来までを8つの時代に分け、当時のビジネスモデルで
工芸の歴史を紹介するというもの。これものすごく面白いです。
これだけで本出してほしいぐらいです。
表現が言い得て妙で思わず笑ってしまったりありましたが
(千利休はカリスマバイザーの時代だったかな。なるほど納得)
参考の工芸品と緻密な屏風絵、そして分かり易い説明。すごく勉強になります。
さすが大日本市博覧会。ただ工芸すごいだけじゃなく、そこに行きつくまでを教えてくれます。

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手前のワークショップ兼飲食スペースです。
直前まで、彫金による木の葉の箸置きワークショップをやっていました。
本当にリアルな木の葉が作れちゃいます。
この土日は場所を3階の教室に移して行うそうなので、興味のある方は是非!


と、長々と書いてしまいましたが、メインの体育館だけで来た甲斐があった!になりました。
ここでパンフレットをもらって工場の祭典に繰り出すのが、一番理想かもしれません。
(正直地図がないと無理です)
また、レンタサイクルの貸し出しもここで行っています。
近場は自転車の方が楽ちんですよ。雨降りでなければぜひ!

また、いくつかの工場を巡れるオフィシャルバスツアーもあります(要予約)
見学時間が決まっている工場がほとんどなので、そちらも楽ちんでよいですね。
気になる方は、工場の祭典オフィシャルサイトのツアー欄をご覧下さい。
出発は燕三条地場産業振興センターメッセピア入口前集合だそうですが
最後にはこの「ものづくり学校」に戻ってきますので、お土産を買い忘れても安心!

次回は、飲食ブースと包丁工房タダフサさんのお話をできたらと思います。
(相変わらず中身が詰まっていない話ですみませんが、どうぞお付き合いください)

ちなみに、9日(日)は午後2時から開店ですが、
8日、10日は通常通り営業しております。
高田は花ロード真っ最中です。
お花ついでにどうぞ遊びにいらしてください。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

秋の楽しみと香りの話~リラックス編~

えらくのんびりな台風さんのおかげで、急に秋が進む最近のお天気。
山からの冷気に少し冷える朝晩ですが、皆様体調の方はいかがでしょうか。

さて、前回よりだいぶ経ってしまいましたが、秋の香りの話リラックス編です。
定番商品ではありますが改めましてお勧めおば。
まずはホットパックをご紹介ですよ。

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秋の夜長はおうちで、読書やDVD鑑賞、手芸にビデオゲームと楽しむことが沢山ですね。
が、熱中しすぎると目にものすごい負担がかかってきます。
実は私もその一人。編み物をやっている間は気にならないのですが、終わらした途端
もう目ぇ、シパシパ。眼球の奥が重くて重くて。寝ても寝足りないほどで困ってしまいます。
目の疲れは肩こりなどの血行不良も引き起こし万病の元なんですよね。
ただ、わかっちゃいるけど目の酷使をやめられないのが人間でして…そんな時にはコチラ。

スウェーデンの伝統的な自然療法「麦のホットパック」は、
疲れ目に悩む現代人の救世主。
レンジで温めて使用し、優しい暖かさで凝りや疲れをほぐしてくれます。

ドラッグストアなどで売られているホッカイロタイプのアイマスクも手ごろで便利ですが
このホットパックの良い所は、その適度な重さ。これが本当に気持ちよいのです。
中が小麦の粒なので顔の形に合わせて形も自由自在、温めムラがありません。

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ほんのり香るラベンダーも、優しく五感を刺激します。
まずなにより、小麦なのでレンジで温めて取り出す際、パンの香りがするんです。
美味しい香りで更にリラックス度アップ!

表地はクリッパン社の素敵なファブリックを使っています。
取り外して洗えるので衛生的ですね。
また、何回か使用しましたら、水を入れたコップと一緒にレンジを掛けると効果が復活します。
繰り返し使えてとっても経済的です。

パッケージも可愛くギフトにもおすすめ!

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肩に乗せるタイプもご用意しておりますが、こちらはコンパクトなので気軽に持ち運べます。
目の疲れ以外にも、お腹や腰が痛むときや、ホッカイロ代わりにも最適です。
鼻炎などアレルギー症状の緩和にも効果的。これからの季節重宝しますね。

じんわり心地よい暖かさと、ほんのり香るパンとラベンダーに誘われて、リラックス。
そのまま就寝しても安全安心の自然素材です。

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リラックスといえば、こちら。 遊中川の小紋香です。
穏やかな和の香りで小さな幸せを届けます。

秋はなんだか物思いにふける季節。ふと心に浮かんだあの人に手紙を書くなんて素敵です。
そんな時、手紙と一緒に小紋香を添えてみてはいかがでしょう。
言葉とともに伝わる思いが生まれますよ。

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麻生地に染められた華やかな小紋柄は、見る人を楽しませてくれます。
デスクの引出しや、タンスに入れても素敵ですね。
ちょっとした贈り物にワンポイントでくっつけるなんてのも優雅です。

香りは、最も記憶と結びつく五感といわれています。
リラックスできる香りと共に、誰かの思い出になってみませんか?


暑い夏が過ぎ、目まぐるしい天候もなんのその
すごしやすい気温の秋は、なんにでも張り切る気分になる季節。
その分、頑張りすぎも気を付けないといけませんね。

だからこそ優しい香りでリラックス。
のんびり秋を楽しんでいきましょう。
ここちもそのお手伝いが出来ればと思います。
ちょっと疲れたかなーと感じたら、ぜひ当店へ遊びにいらしてください。
癒しの便利な香りでお出迎えです。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

秋の楽しみと香りの話~防虫編~

台風も過ぎ去り、気温も上がった本日。
ただどこかなんとなく数日前とは違う感じなのはやっぱり秋が訪れているからでしょうか。
朝晩の風も心地よく窓を開ける機会がぐっと増えました。
散歩も畑仕事も庭いじりも、これからどんどん楽しくなってきますね。
と、そうしますと悩みが一つ。夏の残党「蚊」です。
彼らも生きるのに精一杯ですので、完全悪とはいいませんが
それでも刺すのだけは勘弁してほしい…
痒み、それさえなければ共存できないこともないかもしれないのに…

そこで平和的解決の手段をご用意しました。

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天然由来成分100%使用のボディースプレーです。
個人的な話で恐縮ですが、私(平店員)は鼻が弱く
(耳鼻科医に誰が診ても完全な鼻炎と太鼓判を押されました)
市販の虫よけスプレーを使用しますと、即鼻にツーンときて鼻水だらだらでキツイのですが
こちらのアウトドアボディースプレーはまったく問題ありませんでした。
鼻の粘膜に優しくアレルギー反応がないということですね。
正直、天然由来精製品と科学的に精製したものはどう違うのか分かりません。
また、人によって個人差があると思います。
が、少なくとも私(の鼻)には、これは安全で信頼できる物です。

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おかげで息子にも安心して使えます。ユーカリの香りがサッパリで気持ち良いです。
ボトルのサイズ的にも、そこそこカバンに入れやすい大きさですので重宝すると思います。
一応中身説明を表記しますと、

シトロネラ油、レモンユーカリ油をはじめ、保湿成分ビタミンE、プロパンジオール、グリセリンなどの保湿成分を配合。
アルコールフリー、ディート(昆虫忌避剤)不使用、防腐剤無添加、アレルギーテスト済みなので、お子様や妊婦さんにも安心してお使いいただけます。
時間をおいて何度かスプレーすることで効果が持続します。

中川政七商店公式オンラインショップより
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1303-0066-000&vid=&bid=masashichi&cat=c21&swrd=

ということなので、お肌にもやさしいスプレーなのです。
なるほど。どおりで肌に直接吹きかけた個所がしっとりしてる訳ですね。

ただ、妊婦さんにも安心ですが、香りに対する感じ方はあくまで個人差があります。
特に妊娠中は感覚が敏感になっているところもありますので、必ず一度
当店でテスターをお試しになってからのご使用をお勧めします。

さんざん前回の記事で消臭込の香り製品をお勧めしておいてあれですが、
「虫よけ成分」は少しハードルが高い気がしますので、念のため…。

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お次は「小さな小さなお香・天然除虫菊ベース」蚊遣バージョンです。
同じく取り扱い中の菊花線香と違い、そこにさらに天然香料をブレンドし
心安らぐ絶妙な香りとなっています。
製造は山田松香木店。
江戸から続く京都の老舗、香りのプロ中のプロ。
この繊細なブレンドは香りを知り尽くしたお店だからできる技なんですね。
そんなアロマを楽しみつつも、虫さんを平和的に寄せ付けないまさにピースフルなお香。
外でのヨガや瞑想にもお勧めです。

なお、こちらは無風状態で1.5時間お楽しみいただけます。

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一緒にお勧めなのが、こちらの「信楽焼きの線香鉢」。
タヌキの焼き物でおなじみ、日本六古窯のひとつに数えられる信楽焼きの美しい線香鉢です。
中に灰を敷き詰め、その上に火をつけた線香を乗せて使用します。
(ご購入時は袋に入った状態↑ですので、ご使用時に袋から灰をお出しください)
なんとこれが便利。
線香は燃えるともちろん灰になりますので、その灰をそのまま均してしまえば
灰の後処理をせずに次々線香を楽しめるというわけです。目から鱗!!!便利!!!
また、灰やヤニで汚れやすい内側は黒い釉薬を使い、汚れが目立ちにくくなっていますし
蓋付きなので、外での使用時に灰が風で吹き飛ぶことも防げます。
美しい青による優雅な佇まいだけじゃあない、隅々まで考えられている線香鉢なのです。

ちなみに、蓋の裏につくであろうヤニは
水で薄めた中性洗剤を含ませたスポンジで拭きとってください。
灰皿用ですとかいわゆる“捨てスポンジ”をご使用ください。
また、灰の中に火種が残る可能性がありますので、その点ご注意ください。

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天然防虫といえば、楠(くすのき)も負けてはいませんよ。
自然の虫よけ成分「樟脳(しょうのう)」で、大切な衣類を守ります。
その香りには血行促進作用や消炎効果などのリラックス効果もあり、
タンスの中だけではもったいないような活躍っぷりです。
というわけで、そんな楠を飾りやすいムーミン家族に大変身させてみました。
「くすのきアロマブロック ムーミンパパ&ムーミンママ」です。
作業デスクに飾っておけば、疲れた側から楠パワーで回復もできちゃいますね。

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当店ではムーミンパパとママのペアをご用意。
パッケージも可愛らしいので、プレゼントにもおススメです。
香りが薄くなってきたら、紙やすりで表面を軽く削るか
水をつけたりすると香りが戻ってきますよ。カッターで少し削るのも効果的です。
スプレーや煙のタイプと違い、長く楽しめるのも魅力ですね。
アロマオイルを垂らすのもお勧めです。
ゆっくりじんわり香りを発散します。


いかがでしょうか。平和的解決の手段は結構あるものです。
天然由来ですとか、まんま天然ものを使ったものばかりをご紹介しておりますので
本当に安心してお楽しみいただけると思います。

秋の高い空の下、優しい香りと共に、ノーケミカルで自分と虫に優しく
素直にすごせるって素敵です。
化学薬品を全否定するわけではありません。適材適所です。
私の実家はそれでアリさんと戦っています。
ただ、個人的にやっぱり小さな息子もいますし、どうせ使うなら
まず自然という輪の中で、自分が使ってここちよい→虫さんも適度な距離で
下手に人間に近づいてヤラレルことがない→天然由来で空気もきれい が理想です。
自分も生き物ですもんね。
天然のもので揃えられるなら、それに越したことはありません。
きっと私の鼻もそれだから反応しなかったのでしょう。
天然さすがです。私の鼻レーダーも恐るべし。
自然ってすごいですよね。除虫菊も楠もユーカリもシトロネラも、
自力で進化して虫を除けて適度な距離で共存してきたのですから。
私たちもその共存努力にあやからせてもらいましょう。

と、だらだらと個人的意見を述べてしまいましたが(本当にすみません)
日々の暮らしを快適に、実体験を踏まえつつ全力で暮らしのお手伝いいたします。
良いものを揃えて、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

秋の楽しみと香りの話~消臭編~

うろうろ台風が困らせてくる今日この頃。上越市は涼しい気温に時折雨風です。
ここち すたいる では、表の三角看板が突風に吹っ飛びまして、
危うくオーナー旦那様の車とガッシャンするところでした。ギリギリだったそうです。わー怖い。

と、秋の風物詩「台風」もやってきつつ、もう一つの風物詩
「生さんま」もスーパーや鮮魚店などの店頭に並び始めていますね。
我が家でもさっそく焼きさんまを堪能致しました。美味しゅうございました。
ただ
すっかり油断してドアを開けっ放しにしていたせいで、キッチンからダイニング吹き抜けを通り
香ばしいさんまの香りが寝室いっぱいに。さすがにきつかったです。

そんな時、買っててよかったアロマミスト。
普段は(なんだかもったいなくて)ささやかにしか使っていませんでしたが
ここぞとばかりに吹きかけまくりました。

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国産の天然植物蒸留水をベースに、精油をオリジナルブレンドした自然由来のアロマミストです。
リラックスの香りは北海道のトドマツの蒸留水をベースに、森林をイメージした落ち着いた香り。
消臭抗菌効果のある天然由来成分を98.3%配合しております。
室内のほか、ソファーやカーテンなどのインテリアファブリックや寝具、
車のシートなどにリフレッシャーとしてお使いください。

中川政七商店公式オンラインショップより
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1208-0209&vid=&bid=masashichi&cat=c21&swrd=

ということで、寝室にぴったりな香りと消臭成分でさんまに勝つ!
結果すっきり勝てました。
少し窓を開けて空気の入れ替えをしつつ使用すると効果は抜群です。
消臭効果はもちろん、トドマツの爽やかな香りが心地よく、
その後とても気分よく就寝することができました。

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ボトルもすっきりとしたシンプルデザイン。
パッケージプリントもナチュラルな可愛らしさで、お部屋に置いておいてもオシャレですね。
吹きかけたあとは、べとつきなくサラッとしていてソファー絨毯フローリングにも安心。
家電(パソコン本体含む)にも少し遠くから吹きましたが大丈夫でした。
子供の頭の上でガシガシ使えるのも安全だからこそ。(さすがに目に入らないようにしましたが)

これから秋の行楽シーズン、BBQや食べ歩きなんて増えてくるかもしれません。
美味しい匂いも、服や車の車内に残ってしまうと少し切なくなりますよね。
そんな時おうちの玄関先や車に備えておけば、困りごともすっきりリラックスできますよ。

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消臭芳香つながりで、ここちのロングセラーもご紹介。
「牛乳瓶の消臭芳香剤」です。
当店では、大和撫子・さくら・緑茶・天竺葵の4種類ご用意しております。
シンプルで可愛らしく、どんなインテリアにもおススメ。
夏場など、暑さに香りが香りすぎるー!という場合でも優しくふんわり香りますので
「匂いがきついのはちょっと…」な方にもお楽しみ頂けます。秋ならなおさら優しいです。
香りの持続時間はだいたい1.5か月~3か月ですが、車の中や窓辺などの直射日光下では
減りが早くなってしまいますのでお気を付けください。日陰でのご使用をお勧めします。

店内にテスターもご用意しておりますので、お気軽にお試しください。
(お試しの際は紙蓋下のプラスチックフィルムを剥がしてお楽しみください)

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また、消臭つながりでコチラ、「靴下で作った靴用消臭剤」もございます。
暑くても革靴を履いて頑張ったお父さんと革靴君にプレゼントしたくなるケア製品です。
コチラ以前も当ブログでご紹介しましたね。もう一度説明させてください。

靴下編み機で作ったカバーに、珪藻土と楠チップを合わせた消臭剤が入っています。
珪藻土の消臭・吸湿効果と、楠チップの消臭・防虫効果で嫌な臭いや湿気を除去します。
そんなところで、珪藻土と楠チップってそんなすごいの?という疑問がわきますが…

〈珪藻土〉
海中の植物プランクトンが1~2千万年かけて堆積し、化石化した土のこと。
ミクロン単位の無数の穴(多孔質)があり、この孔が湿気と共に臭いを吸収する機能をもっています。
孔の数は木炭の数千倍あるとされ、木炭以上の消臭効果が期待できます。
更に、本製品には一般の珪藻土の3倍以上の調湿能力を持つ特殊珪藻頁岩を使用しました。

〈楠〉
葉や枝から抽出した天然の「カンフル(樟脳)」は、強い防虫効果と消臭効果があります。
古くから“虫よけの木”として知られ、衣服の防虫剤など様々な用途に使用されてきました。
その香りには、リラックス効果もあると言われています。
汗の臭いに含まれるイソ吉草酸、酢酸、アンモニアのそれぞれのガス2Lに、本製品を入れ実験したところ、全てのガスについて2時間で99%以上消臭できました。(一般財団法人ニッセンケン品質評価センター調べ)

中川政七商店公式オンラインショップより
http://www.nakagawa-masashichi.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=1208-0198&vid=&bid=masashichi&cat=c11105&swrd=

ということらしいので大丈夫!

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私も以前、珪藻土の石っころに霧吹きで水をかけたりしたことがありますが
それはもう、ものすごい吸収っぷりでした。
吸収しすぎると自然と発散し適度な湿度を保つらしいのですが、日々足の裏から出る
コップ一杯分の汗を吸収してもらうためにも、定期的に天日干しをして常に
「いつでもどんだけでも吸えますぜ!」な状態をキープしておくのが良いと思います。

ちなみに紐でつながれているので、方っぽ無くした!なんてことがありません。かわいいです。
このまま物干しに引っ掛けておくこともできますので、紐便利です。長さもちょうどいいです。

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旦那の靴にも入れておこう~ としたら、先にシューキーパーが入っていたよ!という場合でも
その上からそっと置いておけば効果あります。(この場合他の靴にも効果あります)
また、市販の置き型消臭剤より遥かに場所を取らないので、靴箱に余裕が生まれますね。

秋の気持ちの良い空気の中、お山や街を散策も楽しいですよね。
たくさん歩いて楽しかった後は、お手入れついでに靴をカラッとさせちゃいましょう。


秋の味覚(特にサンマ)につきものの悩みを解消してくれるもの、
シーズン通して香りを楽しめるもの、秋のおでかけ後をサポートしてくれるもの
意外と ここち に揃っています。
プレゼントにもおススメですよ!
見本などいつでもご覧&お試しいただけますので、お気軽にお声掛けください。

日々の暮らしを快適に、実体験を踏まえつつ全力で暮らしのお手伝いいたします。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

生活&手土産に懐紙で潤いを

先日、蓮祭り会場でお茶会が行われたそうです。
はいから堂と重なってしまっていたのでいけませんでしたが、お茶会って憧れます。
作法も何もわからないので、まずオーナーにご指導いただかないとですが。

きちんとした正式なお茶会は難しいですが、略式の薄茶でのんびりなお茶会もよいですね。
気の置けないお友達と一緒に点てるお茶は、お話に花も咲きとても楽しいひと時でしょう。
そんな場面に彩りを添えてくれます、懐紙のご紹介です。

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ここち すたいる では色とりどりの懐紙を扱っております。
正式なお茶会ではご使用にはなれませんが、
茶のお稽古や略式のお茶会等にご使用いただけますよ。

また、お菓子のお皿代わりとして、一筆箋や折り紙にしてポチ袋などとしても楽しめます。

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季節の懐紙もご用意しています。
残暑見舞いのお手紙にもおすすめです。箱を折って小物入れなども良いですね。
夏の風物詩が涼しげに描かれていますので、ちょっとした手土産とご一緒にいかがですか?

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春の柄も日本的&高田の桜的で、海外の方へのお土産におすすめです。
乾き物でしたらお皿代わりに使えますので、ケーキなど配るときに意外と重宝します。
軽いので、かさばらずカバンにすっぽりなのも嬉しい所ですね。

毎日暑くて嫌になりますが、
ちょっとしたところから季節を楽しみ涼を感じていけば、毎日が少し過ごしやすくなりそうです。
いつものことに、少しだけ上質をプラスして、なんだかちょっと良い気分。
その小さな潤いが大切なんだと思います。
今ですと…夕涼みのビールに、枝豆を懐紙に乗せて~なんて素敵ですよ!
(新潟は、枝豆は大きなザルにあけて食卓にドンッな
おかず状態なので、そんな優雅なことないですけど)

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こちらはオマケでご紹介。
中川政七商店の展示会、大日本市のお土産で頂いたものです。
お、おしゃれ!このまま額に入れればアート作品になりそうですね。
懐紙は素晴らしい日本の文化だともいます。
もっともっと懐紙が活用されて、日常に浸透しますように。

ちなみに、秋の柄もそろそろ店頭へ並べ始めますよ。
どうぞ皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

 

yamameguのタティングレース

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海に山に心躍る季節におおくりする、町屋ショップ「葉月はいから堂」。
そんな夏真っ盛りなイベントですが、繊細で涼しげな透かしのレース小物も並びます。

「タティングレース、その繊細で優美な世界」と題しまして
上越のタティングレース作家yamamegu(ヤマメグ)さんの作品を大特集です。
アクセサリーやがま口、フレームなどロマンティックたっぷりでおおくりします。

最近タティングレースのアイテムを良く見かけるようになりましたが
yamameguさんは20年前からタティングレースを作り続ける大ベテラン。
この美しいレースをより多くの人に知って楽しんでいただきたいと、
ご自身のレース作品を持って ここち すたいる へご来店頂いたのが取扱いのきっかけです。
今回、せっかくなのでブランド名を付けましょうとお誘いし、ご自身のお名前から
yamamegu(ヤマメグ)と命名いたしました。
山は季節を巡らせ数々の恵みを生み出します。木の葉の葉脈は繊細なレースの様。
繊細なレースを生み出す彼女の指も、豊かな山のように数々の恵みで溢れているのです。
これからもこの名前と共に素敵なレースを皆様にご紹介していきますね。

 

yamameguさんは主に80番レース糸を使用して、レース特有の繊細さを表現しています。
ちなみに、レース糸は番数が上がるごとに細くなりまして、
80番ですと木綿用縫い針に通せます。
それぐらい細いです。
平店員もかぎ針網の覚えが少しありまして80番レース糸に何度かチャレンジしておりますが
かぎ針が凶器になりうるトンガリ具合でドキドキします。そして目が疲れます。

そもそもタティングレースとは?どう作るの?かぎ針とどう違うの?
とよく聞かれますが

タティングレース: tatting lace)は、シャトルと呼ばれる舟形の小さな糸巻きに巻いた糸を使って結び目を作っていくレースの技法。

タティングの結び目の技法は古代エジプトにまで遡る事ができるが、実用を目的としたものと考えられ、装飾的なレース技法としての起源は明確には分かっていない。一説には、16世紀イタリアで基礎的な技法ができたとされる。

18、19世紀には、ろうそくの節約にもなると貴族のあいだで大変もてはやされ、教養として習うものとなった。女性らしいエレガントな手芸と考えられていたため18世紀の女性たちは、装飾のあるシャトルを持って、肖像画を描いてもらう事を好んだ。

wikipedia、タティングレースの項目より抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%8
2%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

とあります通り、結び目の連続で糸を形作るとても歴史あるレースの一つです。
貴族の女性たちの間で教養となるほど優雅なレースなんですね。

80番の糸で結び目を作り形にしていく…想像しただけで目がこりそうですが
実際、そこまで細くなると、手元は見ずにただただ結び目を数える作業らしいです。
というか手元を見ずに作れるyamameguさんにプロの技術を感じます。

今回は種類を増やし、レース+αの組み合わせも楽しんでいただけますよ!

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レジンアクセサリー&手作り雑貨の作家Sesame Saltさんと作り上げた、がま口です。
糸でくくるのではなく、専用の接着剤を使い、何度も付けては乾かしを繰り返し
手間暇かけてレースの一番美しい形を引き出しました。
表面に接着剤が出ないように細心の注意を払っていただきましたので
糸の表情も美しく、最高の出来だとしみじみ感じます。
(素敵すぎて平店員大興奮です)

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手のひらサイズのがま口以外にも、大きなクラッチにもなるものや、ポーチなどもあります。
セサミソルトさんの布選びの楽しさに合わせて、レースの魅力がさらに輝いていますね。

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アクセサリーも充実です。
今までのレースオンリーのアクセサリーはもちろん、
レースにコットンパールやレジンなどをプラスしたものもお目見えです。

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アクセサリー用に台紙も作りました。全部で6種類。
流れる筆記体と枠でレースの繊細さを表現しましたよ。
裏に、簡単ですがタティングレースの説明もあります。
プレゼントにもおすすめです!

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定番のピアスはもちろん、ネックレスやイヤリングもございます。
元気カラーのレースなどは、夏の華やかさに更にエッセンスをプラスしてくれますね。

このほかにも、おなじみのブロードのブレスレッドやラリアットでは、
天然パールをプラスした物や、身に着けやすいマグネットタイプの物など色々ご用意します。


がま口・アクセサリー以外にも、フレーム飾りや飾り襟なども、もちろんございます。
これをきっかけにyamameguさんの美しいタティングレースの世界を知って頂けたら幸いです。

海に山に心躍るこの季節、一足お先に秋の気配も添えて
町屋ショップ「葉月はいから堂」

8月6日(土) 10:00~18:00
8月7日(日) 10:00~17:00  の2日間。

ぎゃらりー和のくら で行います。

皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

ステインペン大実験

ものすごい大雨をへて、ただ今ものすごく良い天気な上越地方です。
これなら外にお洗濯干せましたね。見極めが難しいです。

難しいといえば、外出中に服についた汚れをどうにかすること。
マイハウス在宅中ならば、さっと脱いで軽くすすいで洗濯機へ~ができますが
飲食店や職場、イベント参加中、など移動先での替えがない場合は大変ですよね。
特に、襟元や袖口に点々と飛んだ汚れは、意外と目立ちます。
今の時期はワイシャツやブラウスのみで、上着を着る機会が減りますし
その状態で誰かと話をするとなると、結構汚れがお相手の目に留まってたりするものです。

そこで、大活躍が「ステインペン」!まさに衣類の修正ペン!
ついたばかりのシミはもちろん、乾いたシミの応急処置にも使えます。

という謳い文句で、実際お試しでもらったペンが大活躍中の我が家ですが
(一番感動したのが、ぬいぐるみの洋服を縫っているとき針で指をさしてしまい
白いサテン地の一番目立つ位置に血液が付いたとき、このペンでなかったことにできました)
はたして何にでもいけるのか!?と疑問がムクムク湧いたので、今回のイベントを口実に
いろんな種類の汚れに試してみました。大実験です。

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犠牲になってもらったのが、営業部長の白いコットンカットソー。
去年のお遊戯会で使ってから、もったいないので何度も着用しましたが
さすがに今年の冬にはサイズ合わないわーということで。

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さすがに血液は故意にはきついので、
今回は汚れの大半を占める飲み物&ソースで試してみたいと思います。
ちなみに、試したのはニット地です。織り地の方がより落ちやすいと思います。

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服の上に垂らして、染み込ませます。
ケチャップやソース・カレーの類は固形物も混じっているので
盛り上がって染み込んでいない部分をティッシュでふきとりました。
かえって汚れをこすり付けた感じになっちゃいましたが、どうなんでしょう。

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左上から、しょうゆ・葡萄ジュース・アイスコーヒー・ケチャップ・お好み焼きソース
左下から、カレー・口紅・BBクリームです。

正直、口紅とBBクリームは塗りすぎました。汚れ落ちる気が全くしません。
また、ほかのシミも垂らし過ぎた感が否めません。
アイスコーヒー飲んでたらストローに溜まってたのがはねて袖口に付いちゃった!てへ☆
ってレベルじゃありませんね。どうしよう。

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比較の為、汚れ上を残して、下半分をペンでこっていきます。

まず、下にワイプを敷いて落ちた汚れを染み込ませるようにします。
それからペン先を汚れに押し付けるようにし、シミ取り剤をつけます。
次に、シミの表面をペン先で優しく擦る。とありますが、
ガン無視してガリガリ擦りまくってしまいました。もっとちゃんと説明を読めばよかったです。

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こすった結果がこれ。

しょうゆと葡萄ジュースには感動しました。
画像では分かりにくいかもしれませんが、むちゃくちゃ落ちてます。
アイスコーヒー・ケチャップはまあまあ。この後の叩きに期待大です。

…ソース・カレー・化粧品、微妙ですね。
不安しかありません。このままではドクターベックマン担当の営業さんに怒られそうです。

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焦りつつ、落ちろ!と念を込めながら、湿った布で叩き、残ったシミ取り剤を取り除きます。
今回は子供のガーゼハンカチを濡らして使いました。
汚れ、上半分が残った状態で下だけ叩くのは難しかったです。

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暗い画像ですみません。下に敷いていたワイプを取り出したところです。
おおっ!汚れが染み込んでいる!

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はい、いかがでしょうか。
下段は完璧に実験者が下手したせいですね。
塗りたくったのが敗因です。
粒子が残りまくりで色素を落とすとかそういう以前の問題になってます。すみません。
一応想定としては、「化粧中に子供が乱入していてイタズラした」だったのですが
そもそも、その場合は在宅中でしょうし着替えいけますもんね。
BBクリームなどは手の甲に伸ばして布地に擦り付けるように、
「満員電車」を想定してやればよかったです。すみません。

上段はかなり落ちていると思います。
きっとこれがワイシャツなどの織り地になって、汚れが飛んだ程度の点々とした面積であれば
ほぼ目立たなくなっていると思われます。
しょうゆや葡萄ジュースなんて、コットンのニットでこれですもん。
ステインペンは寿司やワインを飲む場合、特に本領を発揮すると思われます。

 

今回の実験で分かったことをまとめますと

  • まさに“染み”には素晴らしい力を発揮する。
  • 粒子を含むゲル状の液体は、表面汚れをよく落としてからでないと少し効果が落ちる。
  • 汚れを落とす際は擦り付けるように拭き取ると、かえって布地の目に入り込んで難しい。
  • 口紅やBBクリームなど化粧品はベチャッと服に付けないように気付けよう。

上記のようになりました。
また、前述しましたが、ニット地より織り地の方が表面フラットで汚れを落しやすいので
ワイシャツやブラウスで試した場合はもっと落ちると思います。

というわけで、近いうちいらないワイシャツを探し出してリベンジしてみようと思います。
お店に遊びに来ていただいた際、この記事のことを仰っていただければ
その場で実験を開始いたします。ご一緒に大実験、いかがですか?

ステインペン、ちゃんと説明をよく読んで、しかるべき時に使えば、とっても便利な道具です。
お出かけの際カバンに1本入れておけば、ランチもディナーも安心ですよ。
なお、詳しい使い方や、落せる・落せない染み一覧はパッケージ裏面をご参照下さい。
どうぞチェックは ここち すたいる でどうぞ。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。


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せっかくなんで「ステインペンで応急処置してから自宅に戻ってから洗濯した」ということで
ワイプと一緒にいつもの洗剤で普通に洗濯機で洗いました。

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落ちましたねー。汚れ。
日本の洗剤、素晴らしい。
そして、やっぱり化粧品はベチョッと付けないよう気を付けようと、再確認できました。
クレンジングでこすったら落ちますかねぇ。