2018-02

おいしい風呂敷、新柄入荷です。

今期何度目かの寒波にまたまた襲われております、雪国な新潟県上越市からこんにちは。
お店の前は除雪完璧です。ご安心ください。

さて、そんな世の中でも春は必ず来るものです。
春物が揃った店内、皆様にこの春をおすそ分けしたい!
おいしい風呂敷にも、おいしい新柄が追加されました。

種類豊富でキュートなデフォルメ、使いやすさもばっちり&プチプラで嬉しい「おいしい風呂敷」。
コレクターの方もいらっしゃるほどの人気ぶりですよ。
新柄も、身近な食材をモチーフに思わずニコニコしてしまうものが揃いました。

大判ハンカチとしても使えそうな柔らかな布地で、大変使いやすい風呂敷です。
好物の食材はございますでしょうか?

かまわぬ:おいしい風呂敷  しいたけ

シイタケさんが見当たらず、シメジさんにモデルとなっていただきました。
キノコ仲間ということでご容赦ください。
ベージュ地に茶色の大き目ドット。
そんなオシャレですが何の変哲もないベーシックな柄が、丸に模様を少し足すだけで
なんとシイタケにしか見えなくなる不思議!飾り包丁の威力は素晴らしいですね。
ただ、パッと見は本当に分からないので、“かわいい”が気恥ずかしい男性の方へもお勧めです。
キノコが苦手な方は、まずこれを使うことから始めれば、克服できるかもしれません。

めだまやき

生卵と比べても意味がないのですが、焼く前・焼いた後ということで卵とパチリ。
確かに黄みを固焼きにすると、こんな色になりますよね。
実物の色にこだわるのが、かまわぬの良いところです。
双子の目玉焼き、実は1枚の風呂敷に1つだけなんですよ。
ぜひ現物を手に取って確認していただきたい!
ただそれだけなのに、何だかニンマリしてしまうのが、かまわぬの遊び心の魔力です。

たまねぎ 淡色

こちら、少しかすれ風に染めてあります。
ナチュラルな雰囲気で使いやすい色味ですね。
手書きの線が素朴な感じを引き立てています。
さすが万能野菜玉ねぎ。風呂敷も和洋選ばず、様々な場面で活躍してくれることでしょう。
洗うほどに柔らかくなります。切ると涙が出ちゃいますが、その涙を玉ねぎで拭うのも一興。

アボガド

はっきりとした元気な色味で、アボガドの栄養たっぷりさが表現されています。
森のミルク・アボガドさんです。地の色は、食べごろ前の皮の色ですね。
お手持ちのアボガドをこの風呂敷の上に置いて、食べごろチェックも楽しいかもしれません。
目から受け取るビタミンパワー。
元気になりたい時に、こちらのアボガド風呂敷はいかがでしょうか。

とうもろこし

コーンじゃないんです。とうもろこしなんです。あえてのとうもろこし。
輪になった粒、サイズ的にも、とってもリアルに表現されています。
粒の並びを見ると、とうもろこしを輪切りにした感じですね。
地の水色と粒の黄色、接する部分の色が混じって緑色に染まっています。
そこがまた、なんだかオシャレ!北欧チックな風呂敷です。
パネルにしても良いですね。
爽やかな一枚です。


上記の新柄以外にも、「レモン」「ミニトマト」「オリーブ」「パスタ」…と、
たくさんの柄をご用意しております。食材はたくさんの方が美味しいですので!

春からの新生活に向けて(特にお弁当包みにお勧めです)、歓送迎のプレゼントやお返しに、
新入学・新入園・新社会人のお祝いに、様々な場面でお勧めしたいアイテムです。
お腹が空いたらごめんなさい。
ここちの風呂敷売り場がスーパー状態です。
ぜひご覧にいらしてください。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

寒中お見舞い&春先てぬぐい

更新滞ってしまい申し訳ございません。
やっとこさ2018年のここちブログでございます。
(実際はずっと通常営業いたしておりました…すみません)
今年もここちすたいるをよろしくお願いいたします。

さあ皆様レッツ鬼退治です。 かまわぬ:判じ柄ふくはうち

さて、早いものでもう2月。
ドカ雪にあわてておりましたが、季節は移ろいでおります。
気づいたら夕方の陽も長く春を感じる今日この頃…
何気ない毎日に潤いをプラスしてくれる自然の廻りを、手拭いで楽しみませんか?

(少し短い期間ですが)今から春先(2月)まで楽しめる手拭いを、簡単にご紹介です。
2月は何を使おう・飾ろうか?な方へ。どうぞご覧ください。

 

ちょこっとてぬぐい (チョコだけに)

2月14日はバレンタインデー。全国でチョコが飛び交う日です。
チョコが苦手な方やチョコを止められている皆様へ、こんな素敵なミニ手拭いはいかがでしょう。
手拭いの幅33cmは変わらず、長さは半分の43cm。
縁が縫われていますので、ほつれを気にせず使えますよ。
パッケージも某お菓子メーカーの板チョコを模して何ともオシャレ。
プチプラなのも嬉しいところですね!

通常の手拭いよりカバンに入れやすい、チョコレート柄。
ご自身のチョコ愛を表現するツールとしてもいかがですか?

左から :額装雪椿 額装水仙

雪が舞う中に咲き誇るしっとりとした色合いの椿。
「額装雪椿」は、そんななんとも美しい落ち着いた情景を、手拭いに表現しています。
ところでこちらの「雪椿」、ユキツバキなのでしょうか、ヤブツバキなのでしょうか。
実はユキツバキは新潟県の県木でして、個人的にも好きな花なのですが
雪深い山中に自生し、雪が降る季節は耐え忍び、春の雪解けと共に咲き出すという
なんとも雪国精神バッチリな花木なのです。
なのでユキツバキというと、春は春でも4月~5月頃の花なイメージなのです。
コチラは雪も降り中ですし、きっと2月頃から開花する品種もあるヤブツバキなんでしょうね。
柄名の「雪椿」はあくまでも雪の中咲き誇る椿を指しているのであって、種類ではない。
と、どうでもいいことを、売り場に並べながら延々考えておりました。
手拭い柄に思いを馳せるのもまた一興です。(本当にどうでもいい話ですが)

重なりやズレを意図的に入れることによって、素朴な雰囲気が醸し出されている優しい「額装水仙」。

水仙は雪の中でも春の訪れを告げるように咲くので、雪中花ともよばれます。
冬の冷たい空気の中に凛と咲く姿を描いたすっきりとした印象のてぬぐいは、
和室でも洋室で飾りやすく、春までの間長く飾って楽しめます。

かまわぬ みせごよみ てぬぐい案内2017年12月より
http://www.kamawanu.co.jp/koyomi/17_12.html

と、かまわぬの柄説明にもあります通り、
春を告げる花として今の時期から楽しんでいただける手拭いです。
明るい色合いで爽やか。暗くなりがちなこの時期にお勧めです。

左から:小梅 梅の木桃色 梅柳

梅というと、おめでたい縁起物として1月なイメージですが、
実際咲き出すのは地域&品種によってまちまち。こちら雪国では3月のイメージです。
というわけで、今回入荷したての春柄の中よりご紹介。
どれも小紋柄なので使いやすく、通年楽しめそうなものばかりです。

祝儀袋でも人気の「小梅」。ぎっちりひしめく梅の花が可愛らしい柄ですね。色もキュートで華やか!
パッと見では、梅のような小花のような…な小紋柄なので
チビちゃんやペットさんの小物制作にもおススメです。

「梅の木桃色」は折りたたんだ状態ですと、まるで着物の絵羽柄のような手拭いです。
が、広げてみると立派に小紋柄。枝&花が可愛く飛んでいますよ。
形だけ見るとTHE和ですが、愛らしい配色なのでどんな場面でもいけそうです。
外国の方へのお土産にも良いですね。

墨色に落ち着いたピンクで、大人な雰囲気の「梅柳」。
モダンで格好良い、オシャレな柄です。
和様問わず、また男性の方へもいかがでしょうか。
縦にのびやかな構図なので、テーブルセンターなどにも素敵ですよ。

左から : 日本市・つるし雛  かまわぬ・春の野雛  たまご雛

当たり前のことですが、うるう年でない限り2月は28日しかありません。
となりますと、3月3日の桃の節句まで、あれよあれよとあっという間なわけです。
女の子のいるご家庭も、永遠の女の子な貴女へも、ぜひ楽しんでいただきたい雛てぬぐい。
今回入荷分から抜粋してご紹介です。
その他はコチラの過去記事からご覧くださいませ。

中川政七商店の工芸ブランド日本市から「つるし雛」です。
並べるとやっぱり感じます。あぁ、関西の“はんなり”。
優しい色でウットリしてしまいます。女の子のお祭りですもの、可愛くなくっちゃ!
吊るされている人形全て意味があり、女の子が無事成長するようにと願いが込められています。
三角はなんだろう?と思ったら、薬袋だそうですよ。なるほど。
段飾りのお雛様も素敵ですが、こうした吊るし雛も魅力的ですね!

柔らかな青空の下、咲き誇る花々に囲まれ幸せいっぱいの「春の野雛」。
なんて可憐な一枚なのでしょう。お内裏様とお雛様のあどけない表情がまた素敵です。
いつもと雰囲気の違う、のんびりとした雛祭りをこの手拭いからいかがですか?

コチラは同じ“可愛い”でもポップでキュートな「たまご雛」です。
こんな細かい柄なのに注染で染めているというから驚きです!
細川染めという注染の中でも、かなり高度な染め方の手拭いですよ。
おすましした表情のたまご達にニコニコしてしまいます。
ぱっと鮮やかな赤地、ちりばめられた小花。元気いっぱいな柄ですね。
ぜひ子供部屋に飾っていただきたいとびきりの一枚です。


2月はあっという間。でも、そんな中でも大切にしたいのが季節を感じられるモノ・コトです。
忙しい日々でちょっと歩みを止めて、感じられる「今」がここにあります。

今からでも遅くないですよ。雪の中の春を見つけにいらしてください。
これからどんどん春らしくなってきます。
その時期ごとの愛らしさを見つけに遊びにいらしてください。
皆様のお越しをお待ち申し上げます。